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| 松下の巨額投資 ≪日本経済新聞1/7号より要約≫ |
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2006年1月23日 |
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■ 松下電器産業は世界最大の能力を持つプラズマパネルの新工場を建設する。来年7月の稼動を目指し、総投資額は1600億円、フル操業時には年間で大型テレビ600万台分のパネルの生産が可能だ。これにより08年度中には松下の生産能力は大型テレビ1000万台分以上となる。生産能力を大幅に増強することで、急拡大する欧米の需要に対応する。世界シェアトップを堅持し、コスト面でも液晶やSEDに対抗する構えだ。
■ 松下の予測では、薄型テレビの06年世界市場は前年比6割増の約4500万台、プラズマは約1000万台。同社は現在約35%の世界シェアを握っているが、06年には4割強を目指している。さらに同社の中村社長は2010年にはプラズマテレビ市場は2500万台になると予測、今回の積極的な投資に踏み切った。 ■ ただ技術流出には慎重で、松下はブラックボックス戦略を進めている。高品質パネルなど重要な技術はすべて国内工場で生産し、海外工場では廉価モデルのみを生産する。今回の大型投資場所を兵庫に選んだのもそのためだ。 ■ 現在の薄型テレビ市場は販売台数では液晶が優勢だ。しかし液晶やプラズマに限らず、薄型テレビはコスト競争が一層深刻化している。店頭では1インチ=1万円を割る価格が主流となっており、企業体力を反映する投資合戦の色合いを濃くしている。 ■ というのもデジタル家電は必要な部材・部品があれば製造できるため、トップメーカーもオセロゲームのように引っくり返されてしまう。液晶テレビ市場で首位のシェアを誇るシャープも、韓国サムスン電子の巨額投資に脅かされている。大型投資により圧倒的な供給力を確保することが、競争を優位に運ぶ上で最も重要な戦略なのだ。 |
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