尚絅学院中学校「サイエンスキャンプ」
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 【発 表】

■ 最終日はすばらしい快晴に恵まれました。全員元気にホールに集合し、プレゼンテーションに向けた最後の仕上げとリハーサルを行います。残された時間は40分。まずは一心不乱に資料を仕上げていきます。発表会場でのリハーサルも可能。会場の広さを確認しなが ら、スクリーンに映し出す画面や模造紙をどうやって使うかなども念入りに相談していました。

 


■ チームの議論の成果を発表する時がやってきました。プレゼンテーションの順番はくじ引きで決め、チーム1→チーム2の順に決定。

■ チーム1のプレゼンテーションタイトルは「はっぴー ハッピー HAPPY」。森の循環、外来種などを例に挙げ、動物が安心して子孫を残せる環境が必要であることを述べました。さらにこのチームでは、いろんな人に「どんな時が幸せですか」とインタビューし、その結果をまとめました。興味深かったのは、アンケートの回答を「仕事・好き」「自分のこと・他人のこと」という軸をとって分類していたことです。最後に「人の幸せの感じたかたは人それぞれだということが分かった」と締めくくりました。

■ プレゼンテーションの後は質疑応答です。チーム2からはなかなか手があがりません。そこで田嶋先生が「外来種について調べていましたが、そこからどんなことを学びましたか?」と質問しました。チーム1からは「外来種を持ち込んではいけないということ」という回答がありました。そのやり取りに刺激されたのか、チーム2から手が挙がり、「外来種はなぜ日本に来たのですか」という質問が出ました。これにも、「人が移動するのに合わせて服などに種がついて持ち込まれたり、外国産のペットを放してしまうことで日本に棲みつきます」と、しっかりした口調で説明がありました。

■ 続いてはチーム2。「森のしあわせ」をテーマに発表します。豊かな森を残すことによって、森の立場・動物の立場・人の立場から見てどんな「しあわせ」を享受することができるのかを多角的に考えた内容を発表しました。さらに、「このサイエンスキャンプで得た私たちのしあわせ」として、「知らなかったことをいろいろ知ることができた」「いろんな人に会うことができた」という点を挙げました。

発表 発表
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■ 2チームとも、堂々としたプレゼンテーションができました。それぞれ、自分たちの成果に満足ができたのでしょうか。プレゼンテーションの評価は、先生やスタッフではなく、生徒たち自身で行います。互いの発表を聞き、相手のプレゼンテーションの素晴らしかった点を表彰状にして贈呈します。チームで集まり、相手にどんな賞をあげたいかを話し合う時間を取りました。発表の内容やそこから自分が感じた良さに着目した生徒もいれば、プレゼンテーション資料の構成に着目したり、発表のしかたについて賞をあげたいという生徒もいて、なかなか決まりません。10分ほど話し合って、ようやく両チームとも賞状を書き上げました。

発表 発表
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 【評 価】

■ 3日間のサイエンスキャンプの締めくくりの閉会式です。まずは、さきほど考えた賞を、お互いに贈り合います。チーム1からチーム2へは「フォト賞」。リサーチでたくさんの写真を撮ってそれが資料に活かされていた点が評価されました。チーム2からチーム1へは「ハッピー賞」。聞いている人を幸せにしたという評価です。

 

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■ 続いて、ツインリンクもてぎの青木さんから講評がありました。プレゼンテーションの内容については、いろんな人に意見を聞けていたことや、ポイントをしぼったまとめができていたことなどが素晴らしかったというコメントをもらいました。また、相手の発表を聞く姿勢も良かったと言っていただくことができました。

 

■ 最後に、担任の藤村先生から3日間をふりかえってのお話がありました。まずはプレゼンテーションについて。「チーム1は、『しあわせ』を分類していたのがたいへん面白かったです。いろんな人にインタビューした結果を分類してくれていましたが、人に聞いたことをそのまま受け取るのではなく、『本当にそうかな?』と内容を吟味してみるという発想があれば、これからもっともっと発展できると思います。チーム2は、写真をうまく画面に使いながら、そこに合せた発表原稿を作って、目と耳の両方から相手に伝えるという方法が良かったですね」とコメントをいただきました。さらに3日間の活動全体を通して、「今回のテーマである『しあわせ』に限らず、社会全体やいろんな人の立場から考えてみるという、広い視野でこれからいろんなことに目を向けてほしい」「チームのメンバーと一緒に過ごして、人を見たり人から言われて気づくことがたくさんあったと思います。これからこの仲間で過ごしていく学校生活でも、お互いに成長をしていってほしいと思います」というお話がありました。

■ 開会式で確認したこのサイエンスキャンプの目標「学ぶ楽しさやチャレンジする喜びを知る」。生徒が3日間で学び、チャレンジしたことが、これからの学校生活につながっていくことを、そして生徒一人ひとりの成長につながっていくことを、願ってやみません。LAと別れを惜しみながらバスに乗り込んだ生徒たちは、スタッフの姿が見えなくなるまで元気よく窓から手を振って、仙台へと帰って行きました。