かえつ有明中学校「HONDA合宿」
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 【発 表】

■ 制服に身を包んだ生徒たちが、引き締まった表情でやって来ました。プレゼンテーション本番は、もうすぐそこです。

■ リハーサルを行うチームもあれば、資料作成のラストスパートに入るチームもあります。自分たちの主張を余すところなく伝えたい。そんな想いから真剣な眼差しで準備を進めていきます。

■ リハーサルの時間も終わり、生徒たちの緊張感が高まってきた様子が伝わってきます。「プレゼンテーションを最高のものにしよう」と誓った開会式から、話し合いを繰り返し、練り上げてきたチームの成果が現れます。抽選で発表の順番が決まると、いよいよプレゼンテーションの始まりです。

■ 今回のプレゼンテーションテーマは、「わたしたちの考えた○○を伝えたい」でした。技術の歴史的進化の経緯や、里山などで現在進行中の取り組みを根拠に、「スポーツの練習パートナーとなるロボット」「ゴミを燃料として走る車」など、生徒たちの豊かな発想やアイデアが次々と表現されていきます。リサーチで徹底的にインタビューを重ね、そこから「ロボットをより人間らしくしていくこと」を提案したチームもあります。他とは少し異なった視点からテーマをとらえたチームもありました。あるチームは技術の進化の歴史から「技術は一気に進化するのではなく、人々の執念の積み重ねによって生まれるのではないか」という結論を導きだしました。未来を想像していった過程から「平和とは何か」をチームの中心テーマとして設定し、もてぎでの体験と結びつけて「考え続けることが平和をつくり出す鍵になる」という提案をしたチームもあります。リサーチの仕方、結論を導きだす過程、表現の仕方などプレゼンテーションの各所にチームの特長が現れています。

   
 
 【評 価】

■ 投票を終え、一度落ち着いて一人ひとりが自分の活動を振り返った後、最後の閉会式へと入りました。始めに入賞チームの発表と、Hondaからの応援メッセージがありました。「各チームでリサーチとディスカッションを通じて、チームワークの難しさと大切さを実感できたと思います。限られた時間内で自分たちの言いたいことを伝えるのは大変ですが、チームごとに工夫をしながら、科学技術や環境、自然について考えていました。プレゼンテーションの場でも、真剣に聞き、気づいたことや感じたことをどんどん質問していた。3日間チームで取り組んだチームワークを大切にこれからの生活で、夢の実現に向けて考えることにトライしてください。」

■ 続いて嘉悦克校長先生から入賞チームの表彰と、講評がありました。「プレゼンテーションのは素晴らしい、充実した内容でした。しっかりと準備をしてあった。緊張や照れもあったと思いますが、プレゼンテーションでは自分たちの考えをいかにうまく相手に伝えるかが重要です。次の機会には、より相手とコミュニケーションのできるプレゼンテーションにしていきましょう。」

■ 代表として、2名の生徒たちによる挨拶がありました。「初日のエッグプログラムは失敗しましたが、とても印象に残っています。男女でうまく話せないときがありました。これからはもっと自分の考えを言って、相手の意見に耳を傾けることをしていきたいと思います。」「樹にも人間と同じように寿命があり、その寿命をすぎると機能しなくなります。しかし人が切ることによって生き返ることがある。この結論を出すのにとても時間がかかりました。逆転の発想という考え方があることを知りました。これからももっと考えていきたいです。」生徒たちの意識はもう次のステップを見据えています。

■ 最後に校長補佐の小板橋先生から閉会の挨拶がありました。「みなさんの晴ればれとした顔を見ていて、大きく変化したと感じました。時間を守ることも今朝できていました。やればできるみなさんを続けていってください。こんな格言があります。"I am not What I was." 日本語で言えば『我は昔の我ならず』みなさんは成長しています。限られた時間の中で、チームで活動してきました。論理的に考える力、わかりやすく伝える力、そんな色々な力を今後の学校生活でも伸ばしていってください。」

■ かえつ有明中学校の「HONDA合宿」はここで終わりですが、生徒たちの歩みに終わりはありません。課題を発見し、自分たちの考えを創造、提案するチャレンジはこれから先もずっと続いてきます。