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■ 台風も過ぎた10月9日、快晴の中でプレゼンテーション直前の準備が始まりました。
リハーサルをしたチームはLAやスタッフに意見を求めます。緊張から早口になってしまって、スタッフから「もう少しゆっくり読むといいよ」とアドバイスがありました。残り少ない時間に焦りながらも、生徒たちはこれから始まるプレゼンテーションにわくわくしている様子でした。
■ 廊下では、プレゼンテーションの段取りの打ち合わせの真っ最中でした。「それじゃあ、最初から“エコ“持ってればいいんじゃん」「いや、だけどさ…」”エコ“というものが何のことかはメンバーでなければわからないのでしょう。ある共通言語がチームで出来てきている様子でした。
■ 一方、芝生の上で直前までミーティングをしていたチームもいます。「なんで普段あんなに元気なのに、ステージの上だと声がでなくなるのかな?」とLAが投げかけます。あと30分ほどで本番です。生徒たちは自分たちの思いをプレゼンテーションにぶつけることが出来るのでしょうか。
■ 発表直前の最後の10分間でチームになった生徒たちもいました。誰に言われるでもなく全員が集中して作業に参加し、議論に加わります。この10分間の為にこれまでの3日間とおなじくらい密度の濃い時間となったのではないでしょうか。
■ いよいよ「私たちの未来に向けた提案」を披露する瞬間がやってきました。まず、くじ引きで順番を決めてから、プレゼンテーションが始まりました。発表の場では、発言をする生徒、パワーポイントを操作する生徒、レーザーポインタを使う生徒、模造紙の資料を掲げる役割の生徒など、様々なロールプレイがみられました。また、プレゼンテーションを聞いていた生徒から質問がたくさん投げかけられ、生徒たち全体が大きな意味でのチームであるという意識が垣間見えました。
■ あるチームは「環境破壊=人生終わり+夢が叶わない」という公式を立てて、自分たちが環境問題に対して現実的に直面していることを投げかけました。環境破壊によって、人が暮らしていけなくなれば、今抱いている夢もかなわない。だからこそ、一人ひとりが意識を持って、身近にできることから取り組んでいきましょうという主張です。
■ 身近なものと環境問題を組み合わせることで思考していたチームは突然全員で模造紙をペンでぐちゃぐちゃにするパフォーマンスを行いました。今しがた使い切ったペンやぐちゃぐちゃになった模造紙を地球環境を例えていました。「ふいにインク切れになったことはありませんか?でも地球のインクは簡単には補充できません。皆さんも何か身近なものに例えて考えてみてください」このチームはなかなかアイデアが出ずに停滞してしまっていたチームでした。熟考の末に出てきたアイデアだったようです。
■ また、あるチームはASIMOとエコを一緒にした「エコモ」の提案をしました。直前まで芝生でミーティングをしていたチームです。生徒たちは堂々と発表し、会場から笑いが起きるほどでした。沢山の質問が投げかけられ、またそれへの受け答えも自然な活き活きとしたものでした。
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