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■ プレゼンテーションを終え、すぐに自己評価の時間です。初日と同じ項目について、チームの中での色々な役割に自分がどの程度当てはまっているか、5段階で評価していきます。そして、200字以内で「この3日間自分が最も変化したと思うこと」について記入しました。それぞれの思いを、周りの人を気にせずに記します。記入後は、プレゼン会場をあとにし、これまで3日間チームで活動してきた部屋へと戻りました。
■ そして、それぞれのチームの席で、LAから生徒達へ最後のメッセージを伝える時間になりました。
音力発電についてプレゼンをし、その中でスイッチのオン・オフについても話したチームでは、
「この3日間で体験してきたことや時間は、スイッチのオン・オフで消えてしまうようなことじゃないよね。『何か形にしたい』と言っていたけど、形にすることが大事なわけじゃないんだよ。」とLAが話します。
また他のチームのLAは、「この3日間で何が楽しかった?」と問いかけた後に、「今あることを、全力で楽しんでください。楽しくないことでも、楽しいことに変えられます。最初、インタビューするときは正直めんどくさいときもあったよね。でも、皆で一緒に話し合って、なんだか楽しくなってきたと思う。人っていうのは、誰かと一緒にいるときに楽しさや苦しさを分かち合えるんだよ。」と、これまでの3日間を振り返りながら語りかけていました。
■ SVの号令で、チームで挨拶をした後、全体で拍手が起こります。生徒達の達成感と色々な人達への感謝の思いを伝えるように、会場に響き渡る拍手は、この3日間で一番大きな拍手でした。
■ もう一度、発表した会場へ戻り、閉会式の時間です。
はじめに芝浦工業大学の先輩でもある、Hondaの出羽さんからお話を頂きました。
「皆さんの発表を見て、誇りに思う後輩が出てくるだろうと思いました。」
「発表を見ていて、コミュニケーションを大事に見ているところ、最後にチームで発表するときにチームワークが大事だと気づいてるところなど、とてもよいことに気付いているのがよかったと思います。」
と、生徒達の発表だけでなく、そこに至るまでのプロセスについて高い評価を受けました。そして、先輩としての激励の言葉で締めくくられます。
「チームで活動したパワー、経験を色々な場面で活かしていって下さい。学生のときを思い出してみると、印象に残っているのは、皆で一緒になって何かをやる、ということでした。」
■ 続いて、順位発表です。
A・B組の会場は、3位「空飛ぶ車」、2位「卵料理機”EASY EGG”」、1位「NERVE PHONES」、C・D組の会場は、3位「携帯電話の遠隔操作で家電製品を動かす企画」、2位「割れにくい卵パック」、1位「高性能マスク」が入賞となりました。手を挙げて喜ぶ生徒達の姿もみられました。
入賞した6チームは、翌日に最終決戦を行う、とのことでした。
■ 次に、渡邊先生からのメッセージです。
「HWで、キャストの方が『ひとつの生き物だけしか存在してないとしたら、絶滅してしまうでしょう』とお話してくれましたが、それは人間も同じです。同じ人しかいなかったら、滅んでしまいます。社会にたとえてみても、一緒だと思います。世の中ひとつの業種だけだったら成り立たない。学校、レストラン、いろんな仕事があって社会が成り立っています。」
3日間での体験の具体例を通して、社会の在り方が説明されます。
また、「今回誰一人として、『自分は関係ない』という姿勢の人がいなかったのはすばらしかったです。みんなが参加していたのはとてもうれしかったです。私の予想を上回っていました。」
と、力強い褒め言葉もありました。
■ 渡邊先生の号令で、生徒達はもう一度LAやスタッフに向けて「ありがとうございました!」と声を揃えます。
そして、続いてSVが「LAからのメッセージとして賞を渡します。チームの代表者は前へ出てきてください。」と声をかけます。それぞれ、LAから代表者へ賞状が手渡されます。代表者が席に戻ると、同じチームの仲間同士で嬉しそうに賞状を見ている姿が印象的でした。
■ そして、生徒代表の陸くんから挨拶がありました。
「この3日間のもてぎ学習は楽しかったですか?答えは、『はい』ですよ!」
元気な声に会場内が笑いであたたまります。
LAとの思い出になった関わりについてふれたあとは、「ありがとうございました!!」と、ここでも感謝の言葉でしめられていました。
■ いよいよ、本当にプログラムの終わりの時間が近づいてきました。
山川教頭先生が、開会式のときの言葉の意味を改めて伝えます。
「『3日間を完走してみて、答えが分かります』と言いましたね。
最初から高いモチベーションで入った人やそうでない人、色々な人がいたと思いますが、3日間一生懸命やっていくうちに仲間と通じ合って、大きな仕事ができるということはわかったのではないでしょうか?」
そして、「やらまいか」の精神についても述べられました。
「私は本田宗一郎氏と同じ浜松の出身ですが、『やらまいか』とは方言で、『やりましょう』『やろうぜ!』ということです。『やろうぜ!』という精神で会社が成り立っている会社はとても多いです。」
最後に、学校生活へ繋げていくメッセージが伝えられます。
「そして、競い合う関係というのも大切です。協力する関係と同じように、どちらも仲間としての姿なのです。この体験学習で、わかったのではないかと思います。
学校でも同じことが言えます。よい仲間を作ると同時に、その仲間とあるときには協力し、意見を尊重し、また違う意見をぶつけあい、どこかで意見が一致したときには同じ方向に向かっていく、というように過ごしていって下さい。」
■ 3日間で変化していったチームのコミュニケーション、役割を考えながら行ったリサーチ、皆で考え抜いた独自性の高いアイデア、発表での工夫されたパフォーマンス、熱い質疑応答。どれをとっても生徒達にとって、お互いを高める体験になったのではないでしょうか。
バスに乗り出発していく生徒達は、疲れを見せずに元気いっぱいです。全日ともに天気に恵まれ、生徒達のパワーと熱気に包まれた「芝浦工業大学中学校 S.I.T. in Twinring ‘09」は、こうして幕を下ろしました。
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