■プロセスレポート(1)


近畿大学附属豊岡中学校の先生方は多彩な学習プログラムを実践している。今年Pプロジェクトに取り組む生徒たちは、中学1年の時から「科学」について調べている。私たちの生活において、どんな科学があるか。私たち人間はどのように科学を生かしていけばいいのかといった問いを先生方は生徒たちに投げかけ、考え、触れてきた。

今年のPプロジェクトでは、ツインリンクもてぎという学習フィールドを活用し、より高いレベルで最先端の技術をその身で吸収し、引き続き「科学」を取り入れていくことを一つのねらいとしている。このような流れから、生徒たちの取り組むテーマは「僕たちと科学の可能性」に決定した。

しかし、先生方は学習面の成長だけを目標としているわけではない。チームで取り組むPプロジェクトを通して、仲間と手を取り合うことの大切さを実感してほしい。なにかをとことんまで追求することで、達成感を感じてほしい。そんな願いを抱いている。

事前学習終了後、石橋先生からメールを頂いた。「本日の記録帳(毎日の反省を書くノート)にほぼ全員がチームに関することに触れていました。思った以上に3時間楽しみ、そして、一生懸命に難題にのめりこめたようです(以下省略)」と書かれていた。石橋先生が生徒の変化を温かく見守り、喜ばれていることが伝わってきた。

3日間に渡るPプロジェクトでは、様々な葛藤や課題に直面するだろう。個人として。チームとして。それを乗り越えようと果敢にチャレンジする近大豊岡中の生徒たちは無限の可能性を秘めている。

 

X 閉じる