■ いよいよプレゼンテーションの時間です。生徒たちは緊張の面持ちを隠せません。しかし今までの3日間、規模は小さいものの、発表するという経験を積み重ねてきたのです。さぁ、“チャレンジ”をモットーに準備をしてきた生徒たちは、三日間のチャレンジを発揮し、最後のチャレンジに向かっていきます。
■ 『よりよく生きる〜科学の可能性〜』というテーマから探究をはじめ、チームごとの独自性に満ちたプレゼンテーションが披露されていきます。車と自然環境を中心にその予防策を発表したチーム、一人ひとりの身近な行動と地球温暖化のつながりを提言したチーム。
■ 夏だけの特別展示をみて着想を得たというチームは、生態系をピラミッドで表し人間とゴキブリの関係について発表していきます。「嫌いだからと言って、存在を否定してもよいのでしょうか?」と投げかけるメッセージに、虫の写真で盛り上がっていた会場も静まります。
■ あるチームは、燃料電池自動車のアイディアを基礎として、自分たちのアイディアを加味した理想の車を考え提案していました。発表後の質疑で「自分たちが考えた車を将来作ってみたいですか?」という質問に対して、お互いの顔を見合わせることなく全員が「はい!」と真っ直ぐに答えていました。
■ プレゼンテーションの内容が近しかったチーム同士が、質疑応答を経ることで、相互の意見を高めあってゆく様子が見られる一方、森先生と岡先生から、「人と環境の釣り合いとはなにか」「地球温暖化がなぜいけないことだと言えるのか」など、テーマに一歩踏み込んだ質問がなされ、生徒たちがそれぞれの発表を見つめながら、頭をひねって追及する一面も見られました。
■ プレゼンテーションが終わると投票に移ります。一人二票ずつ、興味を抱いたり、面白い、素晴らしいと感じたチームのプレゼンテーションに対して、投票を行ないます。果たして結果はどうなるのでしょうか。
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■ プレゼンテーションの余韻も覚めやらぬ中、閉会式が始まりました。まず、Hondaとツインリンクもてぎから、生徒たちにASIMOのメッセージが送られました。
続いて、投票結果の発表です。入賞チームが発表されると、生徒たちの席からは歓声が起こり、会場は大きな拍手で包まれました。
■ そして、ここで嬉しいサプライズが。先生方から、それぞれのチームに対して、「チャレンジャー賞」「チームワーク賞」「ラストスパート賞」など、プレゼンテーションの結果ではなく、3日間の活動をチームの特徴ごとに称える賞が贈られたのです。生徒たちはみな驚きと共に、うれしそうな表情で互いを称え合います。
■ 3日間を見守っていた森先生から、生徒たちに向けて「今この世界にあるものはたくさんの人の積み重ねのうえにあります。その積み重ねにさらに新しいことを積み重ねていくことで、新しい発見があるのだと思います」、というメッセージが送られました。
■ この3日間、生徒たちは絶えずチャレンジをしてきました。話すこと、聞くこと、そして伝えること。一人ひとりが勇気を出して踏み出した数々のチャレンジは結晶となり、チームでのチャレンジに結びついていきました。恐れることなくチャレンジ積み重ねることにより、たくましく成長した生徒たち。それは、以前から生徒たちを見守ってきた岡先生からの「来たときとみんなの顔が変わりました」というメッセージが、端的に表現してくださいました。
■ この茂木での3日間は、あくまで新たなチャレンジのきっかけに過ぎません。生徒たちはこれから、学校や日常生活の場面においても自ら新しいことを学び、新しい発見をし、未来をつくってゆくためのチャレンジを行っていくことでしょう。
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