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■ ついに最終日です。朝食を終えた生徒たちはリハーサルの時間に入ります。まずは全チーム一斉のリハーサルです。まだ終わっていないと焦るチームもありますが、このリハーサルはただの練習ではなく、残された時間を有効に使うために、「現時点で何が足りないのか、あと何が必要か」をチームで共有し、考えるための時間です。
■ プレゼンテーションで各チームに与えられる時間は5分間。「2分36秒…少し短すぎるな。もっといろいろ付け加えることが出来そうだ。」といったように自分たちが使える時間をどう活用していくか、最後までチームの議論は欠かせません。
■ 残された時間は1時間もありません。プレゼンテーション会場を見ることで表現の工夫を考え直すチームがあれば、どのようなタイトルにすれば自分たちの主張がより伝わるのか議論をするチームもあります。内容が完成しているチームは練習を繰り返しながら「もっとはっきりしゃべろうよ」と意識を高めあっています。
■ 生徒たちにとっては2泊3日の集大成。最後の瞬間が少しずつ近づいています。
■ ついにプレゼンテーションの時間となりました。リハーサルを何度か繰り返してきたチームにもどこか緊張の色は隠せません。まずは抽選で発表する順番を決めます。プレゼンテーションの時間は5分間、その後質疑応答の時間が2分間とられています。最初のチームが壇上にあがりました。発表するチーム、聞く生徒たち、双方の準備が出来たところでスタートです。
■ ここまで、今回のテーマである「夢」に対して、各チームならではの視点で取り組んできました。そうした多彩な視点がプレゼンテーションを通じて全体で共有され、質疑応答という議論を通して、さらに新しいアイデアや発想が生まれていきます。
■ 過去のロボットから現在のASIMOにいたる過程からASIMOの未来像を予測したチームがあります。そのチームの「未来のASIMOに介護や通訳、あるいは地雷処理のような命にかかわる危ない仕事をやってもらいたい。」という主張に対して、「ASIMOは人間の友達になるためにつくられたのに、危険な作業をさせるのはいかがなものか」という意見が提示されます。「アシモは替えがきき、また作ることができるからいい」「それは本当の友達と呼べないのでは」というようなやり取りを通して、ここでもまたものごとを考える視点が広がっていきます。
■ FFLとHWがどういう思いで作られたのかというリサーチからその二つの学習空間の共通点を考え、「すべての人々が大きな夢をもって未来を切り開くこと」の大切さを主張するチームや「現状のASIMOの問題点である、消費電力の無駄をASIMOの頭に穴をあけ、そこに空気が入るようにし、風力発電を行うことで解決できるのではないか。」という提案をするチームなど生徒たちの考えや発想は実に豊かで多彩です。
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■ 内容だけではありません。「理想の世界」としてエコロジーと科学技術の融合した世界を物語口調で語るチームや、「夢のかなえ方」として努力と協力の重要さを「アンパンマン」の替え歌で表現したチームなど、表現の仕方も豊かなアイデアに富んでいます。
■ アイデアや表現の豊かさはプレゼンテーションの中に多くの「笑い」ももたらしました。真剣ながらも、楽しさのあるプレゼンテーションの舞台に生徒たちの顔も清々しく、笑顔が輝いて見えます。
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