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■プロセスレポート(2)
7月21日、もてぎの3日間にさきがけてプレ学習が行われた。チームのメンバーと初めての顔合わせとなるこの日、クラスも学年もばらばらのチームメンバーに、始めはどう話していいか分からず戸惑いを浮かべる生徒も見受けられる。
まずは、静かな部屋にある音を流す。「音からイメージしたものを、絵に表してみよう」とスーパーバイザー(SV)に問いかけに反応し、チームによって様々な動きを見せる。瞬時に机を動かし、床で模造紙を囲むチーム、隣に座る顔見知りの友達同士、いくつかのグループに分かれて意見を交換するチーム、誰が口火を切るのかまずは顔を見合わせているチーム。それでもぽつぽつと意見は出ている。「川のせせらぎかなぁ」「トイレの音じゃない?」「雨とか・・・違うな、水面に水が跳ね返って・・・」と、まずは聞こえたものを頭の中で映像化し、それを言葉で表現しようとしている。一人ひとりはアイディアを持っているものの、それをチームに対してどのように伝えたらよいのか、少し自信がなさそうな生徒も多くいる。また聞いているほうも、相手の意見を受け止める気持ちはあるものの、それを具体的にどんなコミュニケーションで示したらよいのか、戸惑いも見られる。それでもどのチームも、ペンをとってひとつの絵に表現するところまでたどりついた。
2つ目のプログラムになると、多少緊張感がほぐれたのか、ユニークなアイディアがどんどん出てくるようになり、チーム内では自然とたくさんの意見が交換される状態になっており、誰かのアイディアに、「じゃあこうやってみるのはどう?」とアイディアを掛け合わせていく生徒の姿も。個人のアイディアからチームのアイディアへ。それを創りあげるコミュニケーションの第一歩を、どの生徒も踏み出したようだ。
もてぎではさらに議論を重ね、自分の視点とメンバーの視点をすり合わせて課題発見に挑戦する。他者を理解し、自己と他者が共によりよく生きるコミュニケーションが生み出せるかどうかが課題となる。
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