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■ 9時40分になると、いよいよこのスプリング・キャンプの最終段階であるプレゼンテーションが始まります。まず簡単な説明と、プレゼンテーションの順番のくじびきが行われます。各チーム代表が引いたくじで順番が決まるごとに、そのチームの生徒から歓声があがります。
■ プレゼンは各チーム5分。プレゼン中、4分が過ぎるとベルが1回、5分になるとベルが2回鳴らされます。5分経過してしまっても、そこでプレゼンを打ち切る必要はありませんが、ポイントをしぼって伝えるように事前に説明がありました。取材に入ったA会場では、チーム1から8までのプレゼンが行われます。
■ そして本番のプレゼン開始。最初にあたったチーム6のメンバーが壇上に上がると、他のチームと先生方、スタッフが座る客席から大きな拍手が贈られます。プレゼン中はパワーポイントの操作も自チームのメンバーが行います。他のメンバーは壇上に上がりますが、パワーポイントの操作をする役割の生徒は、舞台脇の机に位置しますので、うまくタイミングを合わせての操作が必要です。
■ A会場では、チーム6「人間の知恵」、チーム2「歩行技術」、チーム8「自然と生きる」、チーム3「自然と科学の共存〜廃棄物の処理」、チーム7「ロボットと車の地球環境に対するメリット・デメリット」、チーム4「最先端技術〜その喜劇と悲劇」、チーム5「ASIMOについて」、チーム1「やさしい車」のプレゼンテーションが、次々と行われました。
■ 各チームのプレゼンが終わると、会場からの質問が受け付けられます。最初のうちは、遠慮がちだった生徒からの質問の様子を見て、先生方からの質問が多くなりました。しかし、プレゼンが進むごとに生徒からの質問も活発になり、やがて生徒の質問も増えてきます。
■ 「自然と生きる最新技術とはどんなものですか?」、「いままで行われてきた環境破壊についてはどう考えますか?」、「自然と科学がどうやって共存していくのか主張が弱かったように思いますが、具体的な考えは?」、「私たちはまだ自分で車を買えませんが、私たちにできる環境への配慮とはどんなことと考えますか?」、「いまの技術では無理なことでも、将来はどんな技術が開発されると考えますか?」、「ASOMOをもっと小型化する必要がどうしてあるのですか?」等々、各チームの発表後にぶつけられた質問に対し、自分たちの考えで答えていきます。
■ はじめのうちは、質問の対してチームの誰か一人が答えるスタイルが多かったのですが、そのうちとっさにチーム全員で輪になり、意見を出し合ったうえで答える場面も増えてきました。
■ そういったキャッチボールが活発になっていくにしたがい、会場の雰囲気も盛り上がってきました。質問を受けたチームが話し合っている間、聴衆の生徒たちも静かに議論の行方を見守ります。プレゼンも終盤に入ると、寸隙やアンケート集計のグラフ、目を引くビジュアル表現などを駆使するチームが出てきて、観客席から歓声があがることも。最終のチーム8がプレゼンを終える頃には、盛り上がりが最高潮になりました。
■ こうして120分間にわたる計8チームのプレゼンが終了。途中で答えに詰まってしまったチーム、読み上げる内容の原稿を1枚欠いてしまったチーム、パワーポイントの順序や進行がスムーズにできなかったチームなどもありましたが、その都度、何とか自分たちで解決方法を考え、プレゼンを進めてきた全チームの発表が無事終えると、大きな拍手でこの「発表」の場はフィナーレを迎えました。
■ プレゼンテーションが終わると、次は投票です。生徒たちと先生方、LAや他のスタッフにも各自2枚づつ配布された投票用紙に、それぞれ良かったと思うチームの番号を記入していきます。ルールは2枚の用紙に必ず別のチームを記入することと、2枚のうち1枚は自分のチームに投票してもよいということです。
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