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■ 「絆 〜人と人、過去と未来〜」も残すところあとわずか。最後は2泊3日の活動を評価する時間です。まずはプレゼンテーションそのものに対して。全てのチームのプレゼンが終わり、一人2票を投票します。それぞれの発表は、聞き手にどのように伝わったのか。生徒、先生方、LAによる投票がその評価です。
■ 投票に続いて、「自己評価」を行います。チームの議論での役割、リーダーシップ、思考のスタイルなど、15項目の視点で一人ひとりが2泊3日を振り返ります。
■ 自己評価の記入も終わり、閉会式に入りました。まず、Hondaの小林さんから生徒たちに応援メッセージが送られます。「普段あまり話したことのないチームで一つのことに取り組んだこと、素晴らしいチャレンジでした。プレゼンでは、パワーポイントなどの表現がうまいと感じました。内容も表面的に調べただけでなく、現状の課題を明らかにしていました。ただ、もう少しチャレンジしてもらいたいと感じた点もあります。企業では、製品を作るときに既存のニーズに応えるマーケットインという考え方と、潜在的なニーズに提案するプロダクトアウトという考え方があります。後者は、すぐには受け入れられなくても、市場を引っ張る力を持っています。それを生むためには、現状認識に続いて、原因を探る視点が必要です。そして『情報を活かす』こと。ASIMOについて考えるときにHWで得た情報はどう関わってくるのか、ぜひ考えてみてください。今日聞いた8つのプレゼン。そのリソースでみんなの視点を深めてください。みなさんの本当の探究の姿を期待しています。」社会に価値を提案し続ける企業という立場からのメッセージに生徒たちの表情も真剣です。
■ 続いて各会場の上位3チームが発表され、優勝チーム同士の決戦プレゼンが行われました。相互評価の中で選ばれたリソース。全体で共有することで、新しい視点へと繋げていきます。
■ 自己評価、そしてプレゼンへの評価が終わりました。最後にもう一つ先生方の評価があります。新しいアイデアへのチャレンジに「クリエイティブ賞」、なかなかまとまらなかった中で、土壇場に見せた素晴らしいチームワークに「火事場の底力賞」など、各チームの2泊3日のプロセスに賞が贈られていきます。ずっと見守っていた先生方から貰う、取り組みそのものへの評価。生徒たちから歓声が上がります。
■ そして鳥屋尾副校長先生から閉会の挨拶がありました。「最初にこの場所に来たときは、みなさんは無口になることも多かったですね。それが、次第にみなさんの中からアイデアが生まれ、議論が生まれてきました。一つのテーマを追いかける中で、お互いの良さが感じられたと思います。それぞれ価値ある行動です。それができたことに自信を持ってください。多くの人たちに助けられながら、9人・10人のメンバーそれぞれが一つの方向を向くことで、大きな力が出てきました。チーム力を高めようという目標は達成できたのではないでしょうか。Hondaの小林さんから原因を探究する視点という大きな宿題を頂きました。チーム力という目標の達成によって新しく生まれた課題です。私の『夢』は、みなさん一人ひとりが、社会に、世界に、地球に貢献して欲しいということ。自分だけの世界でなく、社会に関わることができる人間になって欲しい、チーム力はそのための一つです。次のステップである課題解決に向けて期待しています。」
■ 最後に生徒代表の挨拶です。「各施設を回って、最先端技術や、本田宗一郎の想いに触れることができました。プレゼンテーションに取り組む中で、議論の大切さ、他人を尊重する大切さを知りました。ロボットではなく、人間だからこそできる議論を続けていきたいと思います。」
■ 2泊3日ともに過ごしたLAとも別れ、ツインリンクもてぎでのプログラムは終了です。しかし、東京都立白鴎高校附属中学校2年生たちのチャレンジに終わりはありません。今回の活動をとおして、一人ひとりが感じた「絆」が素晴らしい未来を形作っていくのです。
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