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■ 3日目の朝。あっという間に最終日です。この2日間の成果を、生徒たちはどのような形にまとめていくのでしょうか。発表用の模造紙・パワーポイント・原稿の制作。企画会議をとおして見えてきた方向性にそって、残されたわずかな時間、各チームは作業に打ち込みます。
■ ある程度作業が進んだところで、SVの合図とともに一斉にリハーサルに入ります。最初の聞き手は自分たち自身、そしてLAです。パワーポイントを操作する生徒、時間を計る生徒、原稿を読み上げていく生徒。発表の具体的な形が見えてきます。「はい、終わり。いまのが5分です」。発表時間に足りないチーム、長くておさまらないチーム。「今の発表はどんなふうに相手に伝わったかな?」LAからからの問いが投げかけられます。「どうしようか」、話し合いが起こります。「伝えるから伝わるへ」。スクリーンには新たなメッセージが映し出されました。パワーポイントの順番を組みかえるチーム、実際の会場でリハーサルをするチーム。仕上げは細部に入っていきます。2泊3日で作り上げてきたチームの輪、本番はすぐそこです。
■ SVの言葉でプレゼンテーションの時間が始まりました。順番を決めるくじ引きに歓声が上がります。テーマは「将来の人類」。どのようなアイディアや視点が提示されるのでしょうか。
■ パワーポイントがスクリーンに映し出され、スクリーンの脇に生徒が集まりました。「地球温暖化の原因」というタイトルの発表です。「将来、南極の氷は溶けきるか」。問いかけとともに、平均海面水位や世界の気温と二酸化炭素の量の変化などのデータが次々と提示され、地球温暖化のメカニズムが明らかにされてゆきます。そして、二酸化炭素を工場でドライアイスにして、液体窒素と液体水素を燃料としたロケットで宇宙に運ぶという壮大なアイディアが提案されました。会場からはその妥当性や実現可能性を問う質問が上がります。質疑は白熱し、わっと会場が湧きます。
■ ロボットに関する発表、環境問題に関する提案、次々とプレゼンテーションが続きます。スポットライトのあたる緊張の中、大きな声でのしっかりとしたプレゼンテーションです。発表者の立ち位置や、滞ることなく繰られていく発言に、生徒たちの工夫のあとが見えます。聞いている生徒たちは、各チームの面白かったところ、良かったところなどをメモしています。「植毛戦隊アーシモ」というタイトルのプレゼンテーションでは、酸性雨など環境、ストレスなどによる心理面による薄毛の増加と、そのような人が増毛をする際のはずかしさとの接点に、植毛ロボットの意義が提案されました。その斬新な着眼点やウィットに富む写真を使った発表に会場は一番の盛り上がりを見せました。あっという間に全10チームの発表が終わり、生徒・先生・LAによる投票が行なわれます。投票を終えると、生徒たちはすがすがしい顔で会場を出てゆきました。投票結果は閉会式で発表されます。
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