|
■ エコロジーに徹したエンジンや新たな視点で提案する安全性能、二足歩行ロボットASIMOやジェット飛行機など、Hondaの最先端技術を知ることができるFFLでは、「展示されている技術や製品にどのような機能があれば、生活や社会がどう変化するか?」を探究します。
|
|
■ FFLではチームの意見に対して、スタッフからさらに深くほりさげる質問が繰り出されます。そこでSVから、探究にはいる前に「知的にタフなチームとはどんなチーム?」との問いが投げかけられました。自分たちはどんな議論をしているのか? どんな考え方をしているのか? 生徒たちは少し自らをふりかえってみたようです。
|
|
■いよいよ探究スタート。HCHでの経験を基に、各チームが施設内をリサーチします。互いにノートを覗き込んだり、パネルを指差しながら意見を述べ合ったりし始めているようです。FFLでも、発表まで限られた時間しかありません。他のチームが議論を始めているにも関わらず、まだ調査を続けているチームもありました。時間をうまく使うということはなかなか難しいようです。
|
|
■発表は大学生チームからスタート。宇宙や介護分野など、人に出来ない事をASIMOにやってもらうという提案をすると、Honda小林氏より鋭い一言。「なぜ人に出来ないことをASIMOにさせるのですか? 人型ではないですが、工場などではアーム型ロボットが人間の何10倍というスピードと精度で働いています。人間以上のことをさせるという点では、もう既に実現しています。」和やかな雰囲気が一変します。聞いている生徒たちも、自分の発表にはどんな一言が飛んでくるのかと、会場にピリっとした空気が漂います。
|
|
■すると別のチームからは「人をロボットに近づける」という全く別の視点から提案がありました。「安全性や生産性を向上させることで、生活が豊かになるのでは」と。生身の人間がどこまでロボットに近づけるかは難しい問題ですが、逆転の発想に驚きました。
|
|
■小林氏からは「車を例にします。良い機能ばかりを求めるとコストが膨大になり、車重も重たくなってしまいます。燃費や環境にも影響し、返って良くないですよね。物事にはメリットとデメリットがあります。いくら良いものでも、周囲の賛同や協力がなければ決して実現できません。単なるアイディア論だけではダメなのです。皆さんの議論にも、このことは当てはまると思いますよ」とのアドバイスがありました。その言葉の真意を理解しようと生徒達は真剣に聞き入っていました。
■SVは総括して一言。「情報や意見を聞き入れるだけでなく、自分なりの意見を述べる事が大切です。そして、チームの皆のリソースを活用するように心がけてください。」個を打破して、チームという共同体を上手く機能させる為に自らをスキルアップさせて欲しいとの思いが込められていました。
|