村上市立村上第一中学校「豊かさ探し〜未来発見プログラム〜」
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 【発 表】

発表■ 日本とニジェールの生活の違いを説明し、「技術と自然のバランスが取れていることが本当に豊かなことだ」と主張するチームもあれば、HWでの森の恵みの調査結果をもとに「自然がたくさんあることが豊かなこと」、FFLでの技術と自動車の関係から「ハイブリッドカーなど最先端の自動車は生活を豊かにしてくれる」など、それぞれのチームが独自の視点と主張を展開していました。デジカメを上手く利用し、資料を見やすくまとめたチームもあれば、独自の提案を絵にして発表するスタイルもあり、それぞれの工夫で表現されていました。


発表■ 発表のあと、2分間の質疑応答の時間が設けられます。ロボットに関して発表をしたチームに「でも、そこまで便利になってしまうと、人間は何もしなくなってしまい良くないんじゃないですか」と他チームから質問が投げかけられます。「介護等は今後もっと必要になってくるのでロボットは必要だし、他の人間もロボットがいろいろ便利になればもっと多くのことに時間が使えるし、結局は良いことだし、豊かになると思います」と自信を持って答えます。そう、このチームは企画会議でもらったアドバイスをもとに短時間で自信を持って発表できるまでに立て直してきたのです。

 
 【評 価】

評価■ 全ての発表が終わったあとは投票です。自分のチームを含め冷静に評価をして、投票します。そのあとは今回のプログラムを振り返って自己評価を行います。いつもは評価される側であることの多い子どもたちですが、自分たちが評価する側になって初めて冷静に評価する難しさを感じたのではないでしょうか。閉会式では投票結果の発表だけでなく、チームの表現力などを考慮して、様々な賞状が手渡されました。「僕たちはいろいろな豊かさを発見しましたが、LAのみなさんはどんな豊かさを発見しましたか?」と生徒代表の最後の挨拶はLAをはじめスタッフ全員への問いでした。何よりも豊かだったのは、今回のプログラムで様々な発見をした子どもたち一人ひとりの姿だとスタッフ全員が心の中で思っていたのではないでしょうか。

■ 「今回の経験を活かして学校に帰っても、いろいろな議論を楽しみ、多くのことを発見してください。今後も期待しています」。閉会式ではLAからチームに向けて最後のメッセージが送られました。「本当は一人ひとりにメッセージを送りたいけど、時間がなくてごめんね」。閉会式が終わって子どもたちが帰る前に一人のLAがチームとの別れを惜しんでいました。「本当の豊かさとは何か」、短い時間ではありましたがいろいろな豊かさがあることを子どもたちは考え、学び、発見していきました。しかし、この探求の旅はきっかけにすぎません。子どもたちの「豊かさ」を探し求める旅は今後も続いていくのです。