近畿大学附属豊岡中学校 Honda「発見・体験学習」
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 8:00 キャストウォーク開始
ハローウッズ

2日目の始まりです。みんな眠い顔せず、元気に集合し、2チームずつに分かれてハローウッズの散策に向かいます。各グループにハローウッズのキャストがつき、一緒に歩いてガイドをしてくれます。半日お世話になります!この日は朝から霜が降りていました。高い霜にびっくりしてみていましたが、日中は天気もいいので歩いている分にはさほど寒さは感じません。「もてぎと豊岡、どっちが寒い?」と聞くと、「豊岡のほうが寒いかも。」。ちょっと登るとすぐサーキットが一望できるところまで来ました。そのカッコよさに生徒も感心しきりで、あちこちからカメラのシャッターの音が聞こえます。ここではまず、このサーキットをどうやって造ったか、茂木町の人々がどのように関わったかなど説明がありました。この山の木々はアカマツ・クヌギ・コナラなどが多くあるそうです。
   
 
ハローウッズには森のトイレという面白い装置があります。このトイレは町から水を引いているわけではありません。でも水洗のトイレです。みんなが用を足したあと、その排泄物を微生物などによって分解し、再び下水として利用する循環型のトイレなのです。その装置がどうやって動いているかも少し見せてもらいました。マンホールの蓋を開けると、たくさんの水(いわゆる汚水)が浄化されているようです。しかし、そこからはにおいがするわけではありません。生徒たちは最初のうち、おずおずとしていましたが、においが無いのには感心していました。「よくコンビニとかで高原の水などが売っているよね?あれは雨水などが自然の中で微生物や土の力できれいになったものなんだよ。それを僕らは飲んでいるわけなんだ。自然が行っている作業をこの装置は行っているんだよ。」自然と人とが身近なところで暮らしていることを感じられたでしょうか?
   


山の頂上まで来ると少し一休み。キャストは生徒たちを四角い木枠で囲われたスペースへと連れて行きました。ここには秋の間にためた枯れ草が敷き詰められています。「ここにはカブトムシの幼虫が冬眠しているよ、入って探してみて。」こう声が掛かると男の子何人かが入って掘りかたを教えてもらい、掘りはじめました。そうするとすぐにカブトムシの幼虫が出てきました。「うわ〜、見て見て。」と生徒も大喜びです。中には一人で4匹も5匹も掘り当てる生徒も出てきて、あっという間にヒーローです。友達に写真を撮ってもらっていました。カブトムシの冬眠もまだちょっと続きます。観察が終わったら丁寧に土の中に戻してあげましょう。戻してあげたら下山です。

       
 9:20 森のクラフト作成

山を降りたら今度は森のクラフト作成に取り掛かりました。一枚の木の板に小枝や木の実を使って文字を作ります。自分のお部屋に飾るもよし、思い出の一品にするもよし、カッコよく、はたまた、かわいらしいものを作りましょう。まずは枝切りばさみで適当な大きさに切り分けます。レイアウトを考え、木の実を加えながら、ボンドで貼り付けていきます。この制作には一人ひとりの個性がよく現れています。かっこいいもの、みんなを笑わせるようなもの、松ぼっくりをお花のように見せて作ったものと様々です。満足いくものが出来たかな?何かモノを作るのって楽しいよね!
 
 10:40 ファンファンラボ

続いて、ファンファンラボに移動し、2グループに分かれての行動です。ここではロボット教室と環境技術講座という2つの学習内容が用意されています。いよいよASIMOともご対面できますよ。ここではどんなことを学習できるのでしょうか?


ロボット教室

ここではみんなが知っているASIMOがどうやって造られたのか、についてのお話がありました。ASIMOを始めとしたロボットの製作には長年の努力が重ねられてきました。一つひとつの動きを実現するのに数々の実験が繰り返されたそうです。お話は難しい専門用語もありましたが、一言一句逃さず聞こうとする生徒たちの様子が印象的でした。ASIMOは人間が動く時と同じ伝達方法によって、動作を起こします。人と同じように思考中枢と運動中枢を持ち、ものを認識して行動することが出来るようです。実際にASIMOが動き始めると、その滑らかな動きに驚嘆の声があがっていました。

環境技術講座
この講座ではファンファンラボの尾アさんから「環境ラボ」のコーナーを中心に、乗り物と環境との関わりあいのお話を聴きました。乗り物というのは、人の夢や「こうできたら」という願いを叶えるようにどんどん新しいカタチを実現してきました。しかし近年では乗り物が排出するガスなどが環境に悪い影響を与えてきていることも言われてきました。地球に悪い影響を与えない乗り物、そんな乗り物がないだろうか、という願いを良く聞くと思います。今はそれを形にする乗り物がつくられています。COやHC、そしてNOXなどの排出を抑える乗り物などがそれにあたります。今の時代はモノを作ったら、はい、それでおしまい、という時代ではありません。造り手はそのつくったものについて責任をきちんと持っていかないといけません。モノを作ることと、環境のことを考えること。先のハローウッズでは人と自然との関わりあいを学んだけれど、ここでは自動車と環境の関わりあいという新しい関係を発見できたでしょうか?







 
 12:30 自由見学

2つの講座の後、30分程館内を自由見学しました。環境のコーナーでもっと深く知ろうと、調べ物を始める生徒、展示してある製品に試し乗りしたり、ゲーム形式で環境について学習できるマシンで楽しんだり、とファンファンラボの中を次から次へと歩き回りました。
 
 13:00 ASIMOステージ

ファンファンラボの中央ステージでASIMOステージが始まりました。ASIMOが登場すると、たくさんのフラッシュと歓声が沸き起こりました。研究員の声に合わせて歩いたり、踊ったり、とASIMOは様々な動きを見せてくれます。そのたびに「かわいい!」と声があがり、人気者ぶりを発揮しました。ASIMOのコミカルなポーズも見られ、みんな大満足です。
 
 13:30 昼食

センターハウス内の、サーキットが一望できる部屋で昼食です。見晴らしの良い場所でオーバルコースとロードコースの眺めを堪能しながらの、楽しい食事の時間となりました。
 
 14:15 記念撮影

観客席に飛び出して記念撮影です。この日は風が強く、ちょっと寒かったのですが、先程より間近に見るサーキットは只々圧倒されるばかりの迫力でした。みんなそろっていい顔で写ったでしょうか?
 
 14:40 Hondaコレクションホールにて自由見学

初日に見学したHondaコレクションホールを今度は自由に見て廻りました。初日は題材を与えられての見学で、時間も限られていたため、その分今日は存分に見学しよう!この時間はこの日の夜行われる発表と文化祭で発表するための題材収集のための時間です。初日より調べもののコツをつかんだようで、積極的に館内スタッフに質問を投げかける生徒が増えました。初日より鋭い質問が飛び、スタッフの方々の説明も一層熱を帯びたものになっているようです。
 
 16:00 ホテルにてまとめ作業

さあ、2日間かけて様々なことを学習してきましたが、その成果をまとめる時がきました。初日の発表は時間が無かった中でのものでしたが、2日目は比較的時間があります。かといってのんびりしている時間はない訳です。模造紙に丁寧にまとめることも大事だけど、みんなにどういう風に伝えるかも考えてまとめましょう。各班とも初日よりも段取り良く、活発な意見が飛び交いました。発表するテーマに沿っていい発表を出来るようにしましょう!

 
 17:00 コースバス走行 ロードコース

ここでは発表準備の手を一旦休めて、2日間入ることの出来なかったサーキットコースの中に入って実際に車でレースコースを走行します。実際のコースを走るとまた違った雰囲気でサーキット内を見ることが出来ます。スタッフの方の説明が分かりやすく、生徒たちも興味深く聴いていました。もてぎのコースの設計は一部、かの有名なアイルトン・セナによって助言をもらいコース設計をしたそうです。右に左にカーブを曲がると、綺麗な夕焼けが右に左に位置を変えます。生徒たちの心にもこの光景は目に焼きつくことになるでしょう。

その後ホテルに戻り、引き続きまとめ作業を行いました。

 
 20:00 発表会

夕食のあと、いよいよ発表となりました。
   


チーム8
環境と共に進化していく車

 環境問題に対応して造られる車をテーマに取り上げました。酸性雨や大気汚染による環境悪化の原因を調べ、地球にやさしい車「インサイト」を取り上げ、新世代のエンジンを調べたものを発表しました。細かい原因追求は丁寧にスタッフなどに聞いて廻った成果です。

チーム7 ハローウッズの工夫
 ハローウッズで人が行っている様々な工夫を紹介しました。切った木をウッドチップにして再利用する様子や森のトイレで水を再利用する工夫が行われている過程が良く調べられています。

チーム4 環境と車
 環境を守るために人が行った取り組みについての発表になりました。大気汚染や地球温暖化などが問題になった経緯、それに対しアメリカでとられた対応を日本でも取り入れた一連の歴史が紹介されました。

チーム5 HELLO WOODS
 ハローウッズにある植物の生態系と森のトイレを取り上げました。大きな図表を書き、植物の細かな描写や森のトイレにおける循環の過程を分かりやすく、発表しました。発表を聞く人のことを良く考えて紙面を構成していました。

チーム1 ASIMO
 ASIMOを始めとするロボットの過去から現在に至る歴史を追い、そして「未来へ」と題して、将来このようなロボットがつくられると良い、とアイディアをまとめました。その内容は今回の学習の中で得たヒントを取り入れたものになりました。

チーム3
環境について

 主に環境問題の中でも大きな問題となっている大気汚染と温暖化について詳しく調べました。一枚はその詳細を、もう一枚の紙面には「ぼくらの意見」として今回の学習から学んだことをまとめ、私たちがもっと環境問題について感心を持って、自然を守る事を考えなければならない、結びました。

チーム6 ハローウッズ
 ハローウッズの森の中でされている工夫をQ&A方式で紹介しました。一つひとつを疑問点として問題提起しそれに対して回答していく形式で聞いている人に対して理解がしやすい内容でした。発表も堂々としたものです。









チーム2
アシモ

 ロボットの歴史をまとめ、苦心の末つくられた現在のASIMOの細かい、優れた性能について発表しました。ロボットの構造については専門的用語も数多く、難しい発表だったのではないかと思いましたが、それを感じさせないほど、よくまとめられていました。

結果発表

1位 チーム6 42票
2位 チーム5 24票
3位 チーム3 16票

という結果になりました。1日目の発表よりもずっとうまく発表できたのではないでしょうか。1位のチーム、おめでとうございます。どのチームの発表もたくさん良いところがありました。そこを忘れないでね!

 
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