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◆ 村治佳織さんは、女子聖学院で学び、今も同学院のチャペルで演奏をしている。もちろん、国際的に活躍している天才ギターリスト。テレビのCMでもおなじみ。かつて情熱大陸という番組にも出演していたなあ♪♪。
◆ 女子聖学院を卒業して、単身パリ音楽院に留学して学び、若くして自分の道をしっかり持っていると感心していた♪ものだが、今でも迷いはあるという記事がAERA(2005年10月24日)に載っていた。曲を仕上げるときに、どこで終わりにしたらよいのか、今までは父親や恩師が判断してくれていたが、いよいよその判断を自分でしなければならないときがやってきた。
◆ そんなとき出逢った本が、ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」だという。この本に限らずヘッセの小説は、そのほとんどがダイナミックな遍歴(性の快楽やギャンブルに浸るわけだ。もっとも「ガラス玉演技」は違うが)の末に、自らの道を開くというストーリー。まさに人生は旅、自己沈潜の道である。ヘッセも村治さんもアーティスト。芸術の道は孤独。しかしその創造の道は、普遍であり共通コードを生産し、多くの読者や聴衆に感動と勇気を与える。
◆ 旅は自己への道であると同時に世界や宇宙に通じる道でもあるのだ。仮にショッピングとエンターテイメントに終始する旅でも、遍歴の瞬間であり、やがてその虚しさを学ぶ。虚空こそ限界・境界・結界の時空だ。この時空の中で、殻を破る瞬間が時熟する♪〜
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