| ■ 韓国政府は昨年、2010年までに留学生の数を現在の約3倍の5万人にする留学生の誘致総合計画「スタディー・コリア・プロジェクト」を発表した。具体的な数字を挙げて留学生政策を発表するのはこれが初めてのことだ。
■ 韓国が留学生獲得競争に名乗りを上げたのは、高齢化による将来の労働力不足を解消するため、外国の優秀な人材を導入することを目標に掲げたことにあった。2004年の留学生の受け入れが約1万7,000人なのに対し、各国に留学した韓国人は約18万人(語学研修を含む)に上ることなどから、受け入れと送り出しの数の不均等も課題になっていた。
■ 留学生の受け入れ拡大に本格的に乗り出した2001年、政府は留学ビザ発給に必要だった保証人制度を廃止し、申請書類も3、4種類に限定し共通化するなどビザ発給条件を緩和した。今回の計画では、韓国政府が費用を負担して招く留学生の人数を大幅に増やし、中国・ベトナムなど在外公館に教育担当官を増員して公報・相談態勢も強化する。また、大学が企業と共同で留学生データベースを構築したり、英語による授業を増やすなどの誘導策も並べている。
■ 少子化の影響が深刻な大学側はすでに留学生獲得に乗り出している。特に首都圏の私立大学や地方の大学は、中国との合作や中央アジアで留学生選抜を実施するなど、リクルートに力を入れている。
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