■ 2月某日、ロサンゼルスからネズビット夫妻が来日された。ネズビット夫妻はJESのステイプログラムアドバイザーとして留学生やホストファミリーの精神的なケアを行ないながら自らも日本からの留学生の受入れをしている。
今回は観光も兼ねて以前ホストファミリーとして受け入れた洗足学園の元留学生達に会いにきた。今回のネズビットさん来日の連絡を受けて、過去にお世話になった生徒達が15名も集まった。ホームステイ先として受け入れていた生徒達とは今もメールや電話で連絡を取り合っているそうだ。
■ Mrs.ネズビットは大学時代に日本へ留学した経験があり、普段は寮生活だったが夏休みや冬休みになると日本家庭へホームステイをしていたそうだ。そのホームステイ時に、大学の授業では学べない日本の文化や生活習慣などが経験できとても勉強になったとのこと。日本の子どもたちにもそんな経験をしてほしくてホストファミリーを引き受けている。
また、日本の留学生を受け入れることにより、自分達の子どもにも日本文化や日本の情報などを教えてくれるので子どもたちにとってもいい経験になると考えているそうだ。
■ 洗足学園に到着すると校長室に通され、前田校長先生と留学話に花が咲いた。その後校舎内を見学させていただく。見学中もネズビット夫妻は気軽に在校生に声をかけ、自然にネズビットさんの周りに人の輪ができる。この気さくなところもネズビット夫妻の魅力の一つだろう。
学校を後にしてパーティー会場へ向かう。昨年まで留学していた生徒や卒業して大学生になった生徒達と一緒に楽しい一時となった。
■ 参加している生徒達に幾つか質問をしてみた。
| Q1:留学をする前とした後では何か自分の中に変化があったか。 |
| 「自分ひとりで、自分の責任で行動できるようになった。」 |
| 「積極的に人に話し掛けられるようになったり、結構なんでも前向きに考えられるようになった」 |
| 「人見知りがなくなった。留学前はなんとなく見た目で嫌だなと思うことがあったが、今は色んな人がいるんだなと思うようになった。」 |
| 「自分では判らないが回りの人から以前よりアクティブになったとか挑戦の心が芽生えたとか言われるようになった。」 |
| 「精神的に強くなる。英語が出来ないうちに放りこまれて、頼るものがない状況で自分に自問する力がつくかな。」 |
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「親とか家族とか友達とか当たり前だと思っていたことがとても大事なことだと思った。」 |
と皆自分の中の変化を感じている。そしてその変化を誇りに思っているのだろう。それは次の今留学を考えている生徒達へのメッセージに大きく反映されている。
| Q2:今留学で迷っている生徒、考えている生徒にメッセージを。 |
| 「自分で気持ちを整理してから行ったほうが良い。何とかなるかなとか日本人だけで固まるのではなく、しっかりした自分の意志を持って。」 |
| 「迷っていたら行くべき!」 |
| 「(留学をしたくても出来ない子もいるので)留学を決めたなら意思をもっていって欲しい、適当に行くのなら行かないで欲しい。」 |
| 「留学できたら絶対に自分が変われる。ただお金があるからとかだったら行かないで欲しい。戻ってきてから判る。」 |
| 「迷っているなら行ったほうがいい。もしもその時後悔しても長いスパンで見れば絶対後悔しないと思う。」 |
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「目標を持って行ったほうがいい。目標がなければただの観光旅行に終わってしまうし。向こうでも日本人だけで固まらないほうがいい。」 |
■ 留学を考えている子どもたちにとっては、この留学経験者のアドバイスはとても心強いだろう。多分、留学とは単に語学を学ぶだけではないと思う。ある意味、語学力が身につくのは当然のことで、それ以外の自己責任力とか行動力、又は日本の文化、留学先の文化、家族、友達。何かしら自分の中で留学前と変化しているものに気づくのだろう。この「変化」と「気づき」が大事なのかもしれない。
迷っているなら行くべき。但し、しっかりとした意思を持って。
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