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■ 2003年7月3日、多角的な観点から教育改革のプランを立て、実行し、成功している私立学校、日本も世界も教育によって大転換するという共通した意識を持っている私立学校の先生方7名が真正の教育改革について情報交換をしながら考えていく会が行われた。
■ この会は、日本の学校の代表のみが集まって開く会とはだいぶ趣が違う。ロサンゼルスで海外教育支援活動をしているJESのCEO井出先生(元ロサンゼルス国際学園副学園長)とニュージーランドでオセアニアインターナショナルカレッジという英語学校を経営しているオセアニア財団の坂本理事長も参加され、グローバルな情報かつ各国の現場の教育事情情報を交換する会であった。
■ 井出先生、坂本先生による、各国における教育事情報告の後、参加された共立女子中学校の渡辺先生から、ご質問があった。
| 渡辺: |
「共立女子中学校での進路というものは、将来自分が何になりたいのかを考えた上にあるものだと考えています。例えば卒業生を招いて話を伺い「職業」「将来」「生き方」などを考える『キャリアガイダンス』というものを行っています。アメリカやニュージーランドでは、職業や進路について、どのように指導されているのでしょうか」 |
| 坂本: |
「ニュージーランドでは、『キャリアガイダンス』のような会を学校が設けることは、まずありません。生徒は、小さい頃から家族や周りの大人を見て、自分なりに将来なりたい職業を考えているのだと思います。」 |
| 井出: |
「アメリカにもありませんね。アメリカの高校には教師の他に、スクールカウンセラーやカレッジカウンセラーという専門の方が常勤でいます。進路を考えるとき、カウンセラーが生徒から相談を受けて、時には保護者と一緒になって考えていくのが一般的です。 |
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また、アメリカでは、例えば、建築学科を出たのにコンピューター会社でシステムエンジニアの職につくというような、大学で専攻したものと違う職業につくということは、あまりないそうです。そういう場合、就職の面談の時に「なぜ大学で学んだことと違う職業につくのか?」と必ず聞かれるそうです。
アメリカには4年制大学のほかに、コミュニティカレッジという2年間の大学もあります。そのコミュニティカレッジで学ぶ間に自分の進路を考え、コミュニティカレッジ卒業と同時に、4年制大学で自分のなりたい職業の学部の3年生に編入、という進路の形をとる学生も増えているそうです」
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■ 日本とアメリカ、ニュージーランド。どの国も、生徒に対して学校側がさまざまな情報を提供しているのは確かなようだ。
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