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生徒たちが造る 学校紹介DVD


◆ 「ハートフルキャンパス 森村学園」というタイトルの学校紹介DVDはちょっと他とは違う。なんと、生徒たちが中心となって制作しているのだ。シナリオ造りだけかと思ったら、台本から撮影、そして編集まで全て生徒たちが行なっている。撮影用のカメラやマイクといった機材なども全て貸し出される。

◆ 学年を超え、中学3年〜高校3年生までの希望者が集まって結成されるこのプロジェクトチームを率いている入試広報の藤原先生。藤原先生はひそかにこのチームを「僕のブレイン」と呼んでいる。ビデオをご覧いただければ、しっかりとした構成や、ちょっとした演出といった創意工夫が随所に見られる。また、見ていただける方に伝える学校の歴史や沿革といった情報も網羅され、学園について綿密に調べ、シナリオを組み立てていることがわかる。きっと彼らに聞けば、森村学園については広報の先生方と同じように流暢に語ってくれるに違いない。ここまでの企画力や情報力を持っている生徒たちの力を信頼しているからこそ、藤原先生は「ブレイン」と呼んでいる。プロが撮影した洗練さはないが、生徒たちならではの視点や温かみがそこにはある。なにより、生徒たちが森村学園を大切に思っていることが伝わってくる。

◆ 100周年を迎える森村学園中等部。それに向け、新たな学校紹介DVDの制作が始まっている。今回は規模も大きく、「戦前」「戦中」「戦後直後」「高度復興期」「バブル時代」・・・「現在」といったその時代ごとのキーワードがどのように今の学園に具現化されているのか。それがどのように映像となるのか。今から完成が楽しみだ。

◆ 映像を見ていて、ふと思い出した。海外の学校を訪問すると、生徒が校舎を案内してくれることがよくある。校舎を歩きながら、学校について質問をすると、しっかりと答え、対応してくれる。そして、その様子がとても自慢気であり、プライドを持って、学校に通っている様子が伝わってくる。おそらく、学校もそれを伝えたくて、生徒に案内をさせているのだろう。学校の説明会などに生徒が登場することについては賛否両論あるが、自分の学校について興味を持ち、知りたいという意欲を持つことは、学校が魅力的だからに違いない。森村学園の新しい魅力を発見した。

石井 麻美
2008年8月29日更新

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