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科学の祭典〜小野学園“サイエンスオープンキャンパス”〜


◆ 12月16日、西大井にある小野学園を舞台に開催された「サイエンスオープンキャンパス」。小学校2年生以上を対象に、小野学園の生徒たちがお茶の水女子大学や、立教大学、東京薬科大学、楽知ん研究所などと協働し、様々な科学実験が行われた。
 
◆ 海ほたるの光る物質を抽出する、電池を使わずに豆電球を光らせる、食塩水とアルコールを使って雪のメカニズムを再現するなど、さまざまな分野の実験が行われ、来校した子どもたちも目を輝かせながら実験に熱中していた。具体的にどのような実験だったのかは『小野学園の8つのブログ』のひとつ『こんな実験をしました』で取り上げられるようなので、ぜひそちらをご覧いただきたい。理科離れなどといわれる世間を一蹴するような豊かな理科教育の一端を垣間見ることができるはずだ。

◆ こういった実験の内容もさることながら、印象的だったのがこのイベントに関わる生徒たちの姿だ。非常に多くの在校生が、学校までの道案内、開催前の実験のデモンストレーション、各実験での大学の先生方のアシスタントなど一人ひとりの個性を生かした様々な形で関わっていた。道案内や内容の説明など、率先して関わる生徒たちを見ていて、学校主催の「オープンキャンパス」というよりも、生徒たちが作る「科学の文化祭」といった印象で、関わった生徒たちにとっても貴重な経験となったのではないだろうか。

◆ 社会の中での生き方、家庭での生き方、『どっちもできる女性』をコンセプトに打ち出し、そこに繋がっていく17の力を育成する小野学園にとっては、今回のサイエンスオープンキャンパスもそのための大切な活動なのだろう。実験に際して子どもたちに語りかけ、サポートする生徒たちからは「対話力」や「優しさ」などを感じるし、ミニ実験をとおして、その結果にいたるメカニズムを丁寧に説明する姿からは、普段からの「教養」や「学問」の豊かさを感じられた。

◆ 実験を協働した大学の先生方などとの打ち合わせもかなり綿密に行われていたようで、生徒たち(特に理科好きな生徒ならなおさら)にとってはキャリアデザインにも繋がる得がたい体験だったのではないだろうか。

◆ 普段の学校生活のなかで育まれている17の力が、目に見えて発揮される場であり、またさらに育まれていく場でもある。そしてまた、生徒たちだけでなく関わったすべての人たちに豊かな気づきをもたらしたのではないだろうか。小野学園を中心に、大学、研究機関、そして来校した子どもたちと学びの輪が広がっているのだ。

◆ このようなイベントを企画、運営していく生徒や先生方のいる小野学園。ここから飛び立っていく『どっちもできる女性』が未来の様々な世界で活躍していくのではないだろうか。
 

 

川頭 邦晴
2007年12月25日更新

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