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「クラブフェアから見た桐光学園が育む「次世代のリーダー」(1)


◆ 8月25日に行われた桐光学園のクラブフェア。37もの部活動を紹介するこのイベントは、展示内容から当日の進行まで全て生徒が中心となって組み立てていく。クラブフェアの詳細についてはNettyLandをご覧いただき、ここでは生徒に聞いた同校の魅力について取り上げる。
 
◆ とにかく会場は活気に溢れている。手持ち無沙汰そうにしている生徒は一人もいない。舞台で行われるパフォーマンスのチラシを配って歩いたり、来場者からの質問に答えていたり、会場案内をしたりと、先生方の指示を待つのではなく、常に自分たちで判断し、行動している。

◆ そんな忙しい合間をぬって、生徒にインタビューを試みた。まずは硬式テニス部の中学3年生の女子生徒。同校の魅力について尋ねると「テストも多いけど、とにかく行事が多い。その行事が生徒が中心となって参加するので、とても充実しています。」と答える。「テストが多いのは大変ではないのですか」と訪ねると「やりがいがあります」という返事だ。

◆ 物理化学部の高校1年生の男子生徒は「普通の部活(運動部系)だと、上下関係が厳しいけど、物理化学部は打ち解け合っています。授業でできない実験もできます。」と解答。「高校1年生ということは、将来の進路なども考えているの?」と聞くと「はい。できれば、大学だけでなく、大学院までいって研究を続けたいと思っています。」と自分の進路についても語ってくれた。大学に行きたいという答えは想定していたが、大学院に行き、研究を続けたいという具体的なイメージ像を持っていることに驚いた。

◆ 文藝部の高校2年生の女子生徒は次のように答えてくれた。「男女別学だけど、部活動は一緒に行えるので、楽しい。上下関係もあまりなく、うっかりとタメ語でしゃべっても大丈夫。あと、自由だなと感じます。」どのようなところで「自由」を感じるのか、もう少し詳しく聞いてみたところ「規律は厳しいけど、先生との距離は近いです。生徒が主張したことを、先生方が汲み取ってくれて、実現できるようにしてくれたりします。」とのこと。なるほど、先生方との信頼関係もあることが見えてくる。

◆ 後ほど有馬先生にうかがったところ、実はこの生徒は某出版社から既にスカウトされているほどの実力の持ち主。文藝部は梅光学院大学主催の全国「高校文芸誌(及び文芸創作)コンクール」において優秀賞を受賞している。

◆ どの生徒も共通して返ってきたのが「明るい」「元気」「エネルギーが満タン」といった
キーワードだ。同校のイメージはとにかく一学年の人数が多く、東大5名、京都大学1名という進学実績から見て、進学に力を注いでいるという印象があった。しかし、生徒から聞いた内容と、彼/彼女たちから受ける印象を総合すると、どうやらだいぶ異なるようだ。最後にインタビューを行った生徒の解答によって、イメージが覆された。この続きは次のコラムで取り上げる。
 

石井 麻美
2007年9月4日更新

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