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『自分探し』のはじまりは・・・

◆ 中学生という多感な時期だからこそ、見つけられること、感じられることがある。それを知っているのは、その時間を過ごした人たちだけだろう。そして、この時期に東京女子学園では『自分探し』を大切にしているという。

◆ 東京女子学園での『自分探しは』、生活・授業・行事などあらゆるところにそのきっかけが眠っている。例えば、国語の作文では、「学校の怪談」というテーマで学園を探検しながらそれぞれに想像力をふくらませ生徒オリジナルの「学校の怪談」を書く。そこには言うまでもなく、一人ひとりの着眼点や発想、創造力が表れている。休み時間にお互いの作品を読み合う姿も見られるようだ。

◆ また、6ヶ年を通じた進路学習では、生徒の夢・希望をサポートする体制がしっかりと整えられており、「自分・自然」、「自然・社会」、「社会・自分」と3つの軸をサイクルで学ぶプログラムが進められている。これらは、自己の生き方・あり方を考えるライフプランにつながっていく。

◆ 先生方は独自の研究組織を常設し、「今、何をどのように生徒たちに伝えていくことができるか」を念頭に創意工夫を重ねている。それは時に教科を超えての実行にいたり、生徒たちの好奇心を刺激し、表現する場として創りだされている。

◆ 生徒たちの『自分探し』は、それぞれの思索の中でだけでなく、授業や行事、進路学習を通じた友だちや教職員とのコミュニケーションの間でも行われていくのだ。

◆ 「人のなかなる人となれ」。いろいろな人の交わる社会の中で、自分をみつけ、そしていかに生きるか、どう在るべきか、を考えていく東京女子学園の教育理念。一人一人の生徒が自分を探しながら過ごしていく。そして、日々『友人の中の自分』を見つけ、『自分の中の自分』を見つけ、『友人の自分』を見つける。ともに過ごしていく6年間でお互いに多様な『自分』を発見していくことだろう。

◆ 生徒も先生も、日々それぞれに模索し、考えていく。ここでの出会い一つひとつが『自分』を見つけるためのトリガーとなっているのである。




井口 唯史
2007年1月19日更新

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