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色鮮やかなコミュニケーションへの挑戦

◆ 「世界の大海原に視野を広げ、国際感覚を養い、次代を先取る教育」を掲げる八雲学園で、「コミュニケーションの中での英語」を体感することができるイベント「英語祭」が行われた。同校は基本的な英語の読み書きはもちろん、英語をツールとして使いこなし、自己の思いを伝えていく学習に重点を置いており、様々な英語行事を企画している。12月9日に行われたこの英語祭は、生徒たちの日ごろの成果を、教室展示、ステージなど多様な表現で体感できるイベントである。

◆ 工夫を凝らした校内展示の一つである「発音クリニック」では、視力検査・聴力検査などのコーナーに分かれ、ネイティブの先生とゲームをすることで発音を楽しむことができた。保護者や他学年の生徒たちに交じって、学校見学に来ているのであろうたくさんの小学生の姿で教室内は大混雑。順番待ちの間には、教室に展示された「英語を発音する際のポイント」などの模造紙を楽しむことができる。教室内のあちこちから聞こえる案内役の生徒のなめらかな発音。白衣姿で笑顔を振りまく彼女たちの姿からは、使用している英語のレベルの高さだけではなく、自身が楽しんで英語と触れ合う様子を素直に感じ取ることができる。

◆ レシテーション&スピーチコンテストでは、身振り手振りを交えながら、笑顔で自分の思いを伝える生徒たちの姿があった。客席からは、生徒たちの流暢な英語に思わずため息が漏れる。地震の恐ろしさを考え、もしも東京に地震が起きたら…と自分なりの対策をスピーチする生徒。家族でオーストラリア旅行に行った時の感動や楽しさを活き活きと伝え、最後に「そのときはハローしか言えなかった。だからもっと英語を学ぼうと思った!」と笑顔でスピーチを終える生徒。彼女たちのスピーチを行う姿からは、原体験に結びついた活き活きとしたことばが溢れてくる。

◆ そこに感動はあるか。伝えたい想いはあるか。生徒一人ひとりの心を刺激する小さなきっかけを、英語という表現ツールで見事に昇華させる八雲学園の試みは、「コミュニケーション」という次世代に切り込むための重要なキーワードに確かな力を伴って繋がっていくだろう。クリスマスの装飾で色鮮やかに彩られた校内には、生徒たち自身から発せられるカラフルな個性があふれていた。八雲学園の生徒像は、この一人ひとりの鮮やかさを最大限に引き出す仕掛けからきているのだろう。

八雲学園の英語教育については「Nettyかわら版1月号」に詳しく掲載されます


中島 千尋
2006年12月20日更新

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