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| 「一生モノの六年間」〜川村学園中学校第三回説明会〜 |
| ◆ 空はあいにくの雨模様だったが、説明会場に入るとそこには川村学園を志望する小学生の活気が溢れていた。しばらくすると、小学生たちは体験学習・クラブに参加するため別室へと移動。川村学園中学校第三回説明会が始まった。 ◆ 川村学園の徽章は「三羽の鶴」によってかたどられていて、この三羽は「生徒・学園・父母」を表している。充実した学園生活を送るにあたって、この三者の連携は欠かせないものだといえよう。 ◆ まず生徒と学園。放課後のクラブ活動も含めれば一日の約半分を過ごすことになる学園において、両者はどのような関係にあるのだろうか。上映された授業風景には、生徒と同じ高さで授業をする先生と、教室前方の席に固まる生徒たちの姿があった。対話する授業の様子からは、生徒と先生が物理的にだけでなく非常に近い距離にあることを感じられる。そのような環境と、補習や学習合宿といった、先生方のフォローにより、基礎・基本はもちろん、定期的な試験勉強も本質的な学力へとつながってゆくのだろう。また、日本舞踊や琉球舞踊といった選択授業では、娯楽をもつことで生きるのがもっと楽しくなるということに気付くことになる。このような恵まれた環境の中で10代という多感な時期を過ごし、彼女たちは「一生通して楽しめる趣味」を見つけだしていくのだろう。 ◆ 生徒が毎朝提出する「通学簿」の存在も、様々な連携を生んでいる。遅刻や欠席、早退の全てを記録することで父母と学園の連携に使われ、家庭印を押す際には父母と生徒の対話も生まれる。家庭内での学園に関する会話が増え、それが彼女たちの情緒の安定に繋がっていくのだろう。 ◆ また、会食では生徒の健康を考え、正しい食生活を送ることができるよう、管理栄養士の指導のもとで委員会が献立を考えている。家庭だけでなく学園の食事においても健康を意識することになり、自分の身体について考える機会が多く用意されているといえよう。集団で食事をすることでマナーを身につけることもできる。生徒・学園・父母の三者はもちろん、学園内部でも連携がとれているからこそ、生徒たちは安心して楽しい学園生活を送れているのではないだろうか。そのような推測を確信へとかえる生徒たちの笑顔が、上映された学園の様子に映し出されていた。 ◆ 説明会が終わると、小学生たちも体験学習から戻ってきた。保護者の方々に報告する彼女たちの顔には笑みが浮かび、活気があふれていた。きっと楽しいひとときだったのだろう。 ◆ その場しのぎにならない勉学から、学園生活だけに留まることのない趣味、そして健康管理、そのどれもが彼女たちのこれからの生き方、「真の生きる力」へと繋がっていた。一貫した教育理念や、徽章である「三羽の鶴」の意味を感じることができる説明会であった。川村学園での生活は、これからを生きる彼女たちの土台となる、まさに一生モノの六年間になるといえるのではないだろうか。
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林 慎一郎
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2006年12月13日更新
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