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『湘南私立中学フェスタ2006』生徒が魅了するイベント


◆ 9月23日に湘南地区の私立中学校20校(資料参加校2校を含む)が参加した湘南フェスタ2006が行われた。説明会ブースを中心としたイベントは今までにもあったが、湘南フェスタでは、様々な学校の部活動の様子を生徒が実演してくれる。

◆ オープニングを飾ったのは逗子開成の和太鼓。男子校らしい力強い太鼓の音が鳴り響いた。鎌倉女子大中のマーチングバンドは日本初の女子マーチングバンドとして昭和42年に発足。平成16年度全日本マーチングバンドコンテストでは20回目の金賞を受賞した腕前に見学していた子どもたちも大きな拍手を送っていた。生徒によるパフォーマンスはNettyかわら版11月号でより詳細にレポートする予定だ。

◆ 生徒のデモンストレーションの合間に、説明会ブースを回った。そこでは、先生方だけでなく、在校生も説明に加わってくれた。自修館は中学3年生の男女が1名ずつ参加していた。壁に貼られた「探究」と呼ばれるプログラムでどのようなテーマを選択したのかと聞くと、女子生徒は「脳」について研究しているとのこと。男子生徒は「電子マネーと硬貨」について調べているそうだ。なぜそのようなテーマに興味を持ったのかと聞くと、女子生徒は「学校の授業で人間の身体について学びますが、『脳』はなかなか取り扱われないことなので、もう少し自分で勉強してみたいなと思ったので、これにしました」と語ってくれた。どうやら、自修館中の「探究」は、生徒が自らの興味・関心をより深く掘り下げるプログラムになっているようだ。 

◆ 湘南白百合学園中のブースには、研修旅行の内容を一人ひとりが冊子にまとめた「修学旅行記」が展示されていた。写真に加え、研修旅行先で見聞きした体験に対する自分の考えや感想などが詳細に記されていた。学習としても、体験した内容をまとめることはとても重要だが、卒業後、これを見返すたびに、6年間の思い出が浮かび上がるポートフォリオ的な位置付けでもあるように感じた。

◆ 公文国際学園には、寮生活に関するアンケートが展示され、訪れた家族が熱心に見つめていた。「寮生活は楽しかった?」という質問に対して、「身の周りのことが自分でできるようになった」「ケンカもしたけど、相手を知ることができ、自分も成長した」「学習習慣が身についた」「時間の使い方が上手になった」など、新入生が4ヶ月の寮生活によって多くのものを得ている様子が伝わってくる。

◆ フリーコーナーでは、各校のパンフレットを見ながら、さっそく保護者と受験生が熱心に話し合っている「家族会議」の風景があちらこちらで見られた。部活動のデモンストレーションで在校生が活き活きと活躍する姿に魅了されたのか、受験生が学校選択に向けて、主体的に行動しようとする姿が垣間見えた。保護者が先生方に質問するのではなく、受験生が学校の様々な様子を比較し、肌で感じることができる説明会。今回の湘南フェスタ2006はあらゆる角度から学校の様子がわかる充実した内容だった。

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石井 麻美
2006年9月28日更新

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