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| NTS教育研究所スタッフによる【学び】をキーワードにしたコラム |
| 私立小学校説明会と私立中学校の説明会の違い |
| 2000年以降、昨年までに東京・千葉・埼玉・神奈川で続々と私立小学校が設立されている。来年は、東京の東海大学菅生中学校・高等学校の系列「菅生学園初等学校(仮称 認可申請中)」と、埼玉県川越市の中高一貫校、星野学園中学校・高等学校の系列「星野学園小学校」の2校が開設予定だ。
先日参加した私立小学校の説明会では、生徒の様子をパワーポイントに写真付きで流しながら、行事の説明などを行っていた。母親だけの参加が多いのかと思いきや、意外と夫婦そろって参加している方々が多かった。終了後は校舎見学のほかにも、児童の制作物や制服などを見学することができた。 別の私立小学校の説明会では、先生方が保護者の方々だけでなく、生徒に直接「こんにちは」などと語りかけ、子どもから「こんにちは」と元気な挨拶が返って来ると「いいね〜」とほめるような形式のものもあった。 しかし、残念ながらどちらの説明会でも小中高一貫タイプにも関わらず、小学校での学びがどのように中学へと接続していくのかが語られていなかった。私立中高一貫校の説明会ではこのポイントは欠かすことができない。6年間でどのように生徒を伸ばしていくのか。中だるみの時期にどのように生徒をサポートしているのか。進路に向けたビジョンをどの時期からどのように育成していくのか。中学から高校での思春期をどのように先生方が見守っているのか。これらがはっきりと語られるかどうかが、保護者が学校を選択する上での重要なポイントであることは間違いない。 私立以外の小中一貫校も続々と設立されるなか、小学校、中学校、そして高校へという12年間に渡る学びの道のりが小中高一貫校にはあるはずだ。この連携をどのようにはかっているのかというビジョンが見える説明会が私立小学校で行われるかどうかが課題となるのではないだろうか。 |
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石井 麻美
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2006年7月13日更新
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