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NTS教育研究所スタッフによる【学び】をキーワードにしたコラム

白梅学園清修中学校が育むアイデンティティー

白梅学園清修中学校のホームページがリニューアルされた。学校の全体像がより詳しく、かつ詳細に語られている。そんな中でも特筆すべきはトピックスというコーナーだ。S先生が生徒の様子を出来る限り保護者の方々に発信しつづけたいと、筆をとっている。

清修中学校は校則を設けていない。自分で学ぶ力・考える力を育まなければ、その結果として、自主性・独創性をも貧弱なものにしてしまうと考えているからだ。「人間として、公の存在として、自分はどのように振舞うべきかを深く考え、大切にする心を育てるところからその教育をスタートさせたいと考えています。」と教育理念にも書かれている。

そんな中、4月24日の「意見飛び交う元気な清修。」では、同校が第一期生のアイデンティティーを確実に育んでいる様子が伝わってくる。記事の様子から、駅利用のマナーについて指摘を受けた様子が書かれている。先生がこれを取り上げたところ、生徒から自分の考えや意見を書き連ねたレポートが返ってきた。

そこには、「私たちは一期生です。清修中学校がどう進んでいくのかは、私たちにかかっています。あと1年早く生まれていたら一期生になれませんでした。1年遅く生まれていてもです。私たちは一期生になるために、清修をいい学校にするために、この学校を選びました。自分が選んだ道を歩ききることができないのなら、清修バッチを外されても文句は言えません。
清修のバッチを外すということは、自分が決めたことを達成できないことと、清修生じゃなくなること以前に人間として一番大切なことを失います。それは信頼です。私は、先生たちが私を信頼して学校に入れてくれたのだと考えます。信頼がなければ、人は生きられません。私たちは信頼してもらえるように、清修中学校の誇りを持って毎日の学校生活を送るべきだと思います。(一部抜粋)」
と書かれています。

同校では学校の様子をクローズドサイト内の「保護者連絡システム」を活用し、学校での様子や問題点を発信していることから、保護者からの反応も多数寄せられている。先生・保護者・生徒が一丸となって新規校を創っていくという情熱があふれている。信頼関係が確実に培われている。生徒たちも自己欲求から自己実現への一歩を歩み始めている。「勇気を持って自分自身と社会の未来を切り拓いていく女性へ」という秋田校長先生の言葉が響きわたっている。

石井 麻美
2006年4月26日更新

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