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| 富士見丘中学校(横浜)中学1年オリエンテーション合宿の持つパワー |
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4月12日〜14日に行われた富士見丘中学校(横浜)の『中学一年オリエンテーション合宿』に携わる機会を頂いた。このオリエンテーション合宿は、7日に入学式を迎えたばかりの新入生たちが富士見丘中学校の生徒としてのアイデンティティーを築いていくための大切なスタートライン。 生徒たちは、様々な体験をしながらチームで協力し、3日間で「一見なにげないものだけど、実は自然や社会にとても役に立っているものを見つけてその重要性を伝える」プレゼンテーションを行う。日常であまり気にとめないもの、いつもなら当たり前だと思って見逃していることが、実はいろいろなモノとのつながりの中で存在し、意味を持っているのだということを、それぞれのチームが独自の視点で発見し、プレゼンテーションを行った。 実はこのテーマは、生徒たちに向けた先生方からのメッセージでもある。121人ひとりひとりがかけがえのない存在であり、仲間や家族、社会の中で自分が存在することに意味と価値があるのだということに気づいてほしい。自分自身の大切さに気づいたら、同じように自分をとりまく人たちをも尊重する心を持ってほしい。そんな先生方の願いが込められている。 こうして言葉にすると、あまりに当たり前のことかもしれない。しかし、言葉で伝えるだけでなく、実際に強烈な体験として自分と仲間の存在を考えさせるところに、富士見丘中学校のオリエンテーションの意味があるのではないだろうか。 入学したばかりでまだあまり話したこともないクラスメイトと実際にチームで活動していく過程で、多くの生徒が仲間との意見の衝突や自分自身との葛藤に悩む姿を目にした。「みんなの心をひとつにするにはどうしたらいいのかなぁ・・・」というつぶやきも耳にした。しかしこれを乗り越えてこそ、本当に自分自身と友達を尊重しあえる関係のスタートラインがきれるのだろう。プレゼンテーションを終えて帰りのバスに乗り込む生徒たちは、「大変だったけど、チームのみんながいたから楽しかった」「一緒に模造紙を書いているうちに、お互いの性格が分かってきたよ。みんなでプレゼンできて良かった!」と明るい表情で語っていた。本当の学校生活のスタートはこれから。6年間の生徒たちの成長に期待したい。 |
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吉井 千花
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2006年4月20日更新
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