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| オープンエンドな入試問題にチャレンジした明治大学付属明治中学校 | ||||
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明治大学付属明治中学校の社会の入試問題でおもしろい問題を発見した。第2回目の最後に出題されている問題で、その内容は「世の中を良くする3つの方法」というテーマについて論じるものだ。そして、その問いにそって、自分の考えを次の2点において書かなければならない。
これはオープンエンドの発問であり、受験生の多様な意見が期待できる。しかし、自由に書くだけではなく、重要と考える順番とその理由を書かせることで、論理性も見ることができる。ビジョンを語らせるだけに終わらず、問題点を明らかにし、実現するにあたって、その重要度についても考えさせているからだ。生徒の思考過程をそのまま追うことができる問題になっている。 以前、同校の社会の授業を取材したことがある。その授業は「僕のしあわせ町づくりプロジェクト」というテーマで展開され、生徒はチームをつくり、なるべく現実に近づけながら、住民にとって幸せな街づくりの政策要綱を作成していく。「税金、安全、少子・高齢化、教育費の充実、交通網の整備、環境問題、年金問題」など、今社会で起きている様々な問題を生徒たちは議論しあっていた。そしてこれを改善していくための施策を発表する。 この社会の問題は、明治大学付属明治中学校で行われている授業をそのまま反映した問題ではないだろうか。受験生は気付いていないかもしれないが、このような創造性や論理力を持った生徒に入学してほしいというメッセージになっている。そして、その力は授業や友人との議論を通してさらに育まれていくのだろう。同校が大切にしている創発的な学びをこの社会の問題から垣間見ることができた。 明大明治は、2008年調布に移転し、共学校になるという大きな転換を迎えようとしている。そのための準備は、着々と進んでいるようだが、今後同校の学びがどのように進化していくのか、楽しみである。 |
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石井 麻美
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2006年2月16日更新
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