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NTS教育研究所スタッフによる【学び】をキーワードにしたコラム

入試問題から始まる自修館の「探究」
自修館の入試問題を頂戴した。4回分、4科目を一つずつ見てみるとおもしろい問題がたくさんあった。今回はその中の一つを取り上げたい。

たとえば1日午前入試の国語の問題。
1枚の写真があり、そこにはアフリカかどこだかわからないが、暖かい国の「雪」を見たことがない子どもたちが写っている。この子どもたちに「雪」がどのようなものかを分かるように説明しなさいという問題だった。

条件は具体的に4つ提示されていたが、要は
(1)具体性 (2)比較の視点 (3)因果関係 (4)問題意識
という小論文の論理的組み立てについてヒントを与えている丁寧な問題だ。

このような問いかけに子どもたちはどのように答えたのだろうか。
とにかく、創造的で論理的な脳を働かせるだろう。

そういえば、これと同じような問いかけの問題が2003年に慶應湘南藤沢総合政策の二次の論文で出されていた。もちろん難しさのレベルが違うが、創造性・論理性・着眼点はまったく同じだ。

なるほど、よく入試問題は学校の教育の顔だと言われているが、自修館の入試問題は、これから6年間を通しておこなう「探究」の第一歩であると同時に6年後の大学進学まで見通してつくられているのではないだろうか。

田中 厚行
2006年2月7日更新

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