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私学の先生方の教育コラム19
多様性と深化の6年間
共立女子中学校・高等学校  渡 辺 眞 人 先生
「第4回 東京私立女子中学校合同相談会」が、5月20日、6月10日、6月30日と行われていますが、そのときに参加者に配布される資料の中で、共立女子の渡辺眞人先生が、共立女子の教育について論じている箇所があります。その部分をここに掲載させていただけることになりました。

■ さまざまな個性が共に学び育ちます

 神田一ツ橋キャンパスには中学校のほか、高等学校・短期大学・大学・大学院があり、1万余名の学生・生徒が学んでいます。学園には本当にたくさんの個性が息づいています。そのひとつひとつを認めあい、大切に育てていく中でつくりあげてきた伝統と校風は共立女子学園の誇りです。共立の教育にはそれぞれの個性と能力を自然に引き出す伝統の深みがあります。


■ 社会の要望にこたえる準備を始めています

 本校では、国際化・情報化に対応するための第一歩を新入生から踏み出します。全学年週1時間の外国人教師による英会話では、生きた英語にふれながら国際性の育成に努めます。高校では、英会話はもちろんのこと、夏季海外研修や英語以外のフランス語・中国語の選択授業があります。また、大学でおこなわれているTOEFL・TOEIC対策講座に大学生と一緒に参加して、受験に備えるなどの充実した教育内容となっています。

 マルチメディアルームでは、美術科や技術・家庭科などの各教科でパソコンを活用し、他校の追随を許さないコンピューターを利用した授業が展開されています。特に美術科では全学年1学期間にわたって、コンピューター・グラフィックを使ったデザインの授業が実施されています。


■ 挨拶や言葉づかいがしっかり見につく環境です

 日常全般にわたって、しつけ指導をおこない、基本的な生活習慣の確立を目指しています。道徳の授業を計画的に実施し、隔週に「礼法」の授業を設置しているのも、望ましい人間形成のための取り組みのひとつです。「礼法」は開校以来、専門の教師が指導に当り、礼儀正しい女性の育成に大きな成果を上げています。


■ 表現することを大切にする伝統があります

 教育活動の成果を高めるため、教師・生徒がそれぞれの立場から、数多くの出版物を制作しています。何かを形にして表現することは、物事に取り組む意欲や主体性を育て、また多様な個性を生み出すきっかけにもなっています。バラエティーに富んだ出版物は学園の豊かさを表すひとつの文化です。


■ かけがえのない思い出は生涯の財産になります

 学校行事には、心に残る感動の場面がいくつもあります。修学旅行・スポーツ大会・、運動会・映画鑑賞会・共立祭・各種コンクールなどの学校行事には、輝く笑顔と楽しい思い出があります。みんなが一つになれる貴重な時間です。また、好きなことに打ち込み、仲間たちとふれあう部活動もさかんで、約8割の生徒が活動しています。能楽部や太極拳部といった、他校には見られない部もあり、部活動を通じて個性を磨いています。
2001年6月18日寄稿



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