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「想定自画像」


中学2年次における想定自画像の実践
中城芳裕

現行の授業形態

 「想定自画像」の制作時間は約20時間と設定している。本校では、2年次の美術の授業は週2時間(原則として1時間=50分)であるから、約10週の課題ということになり、1課題に約2ヵ月半から3ヶ月(学期の殆どの時間)の長い授業時数を取っている。そのため生徒は時間に追われる負担は感じないが、飽きないで熱中する難しさを感じる事になりやすい。指導法はこの点も充分考慮される必要がある。

【課題名】 想定自画像
【時間数】 10週(20時間)
【対象者】 中学2年生(1クラス47〜48名・全8クラス)
【主教材】 アクリル絵具(リキテックス伝統色セット18色)・画用筆3種・紙パレット・筆洗・ペインティングナイフ・自画像用鏡・グロスメディウム・油壺(グロスメディウムを入れるために使用)画用鉛筆4種・配色カード・F6アクリルボード・オリジナルF6ペーパーブロック(画用紙・ケント紙・クロッキー用紙・トレーニングペーパー・方眼紙)

【指導計画】
週目標 時間内容
1 自動記述と見立て 1 想定のための連想
2 輪郭線のない顔面の描写練習と自動記述及び見立て
2 抽象と具象のせめぎ合い 3 意図的な偶然性の追及
4 具象の見立てと塗り重ね
3 鑑賞と客観視 5 参考作品の鑑賞
6 ポーズ付けと実測及びクロッキー
4 顔面の分析 7 前面・側面・下面の認識
8 明清色・中間色・暗清色の使い分け
5 想定空間と人間 9 時間・空間・人間の設定(グラッシ指導)
10 塗り潰しとドライブラシ
6 再思考とデフォルメ 11 人物と背景の位置付け(構図の決定)
12 人物の強調・変形
7 ディテールとマティエールの追求 13 ディテールの追求
14 マティエールの追及(スクラッチとハッチング指導)
8 指導のまとめと個人指導 15 今までの指導のまとめ
16 個人指導
9 個人指導 17 個人指導
18 個人指導
10 仕上げと提出 19 題名の決定
20 サイン入れと提出


  1. ワークショップ
  2. CAL事務局レポート
  3. 中学2年次における想定自画像の実践(2000年度共立女子中学校研究報告より)



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