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◆生徒の部
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| 明治大学付属明治高等学校中学校・松田先生の社会 |
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by 前田恭子
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2クラス合同で社会の授業を受けます。明大明治の松田先生が授業を行い、その補助をしてくれるのは京北学園の坂本先生です。 「僕の得意技は、家で飼っているラブラドールという犬にフリスビーをさせることです。とっても可愛い犬なんですよ。こちらは今日助手をしてくれる坂本先生です。先生の特技は何ですか?」急に振られて思い付かない様子の坂本先生。「特技ですか?う〜ん、特技はないんですけど10年来カメを飼っていて、名前は3号と5号です。」「1号は?」と生徒からの質問に、坂本先生は正直に答えてくれました。「1号は死んじゃいました。」 |
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「みんなちょっと緊張しているようなので、最初はジャンケンゲームをやりましょう!後だしジャンケンって知ってるかな?先生が出すジャンケンに後出しで勝ってくださいね。ではジャンケンポン!」松田先生が高らかに掲げたグーにワンテンポ遅らせてみんながパーを出します。ジャンケンポン!「勝つのは簡単かな?次はムズカシイぞ、先生に負けてください!ジャンケンポン!ジャンケンポン!」先生の言葉に合わせて勝ったり負けたり。だんだん頭の中がこんがらがってきました。「あ!負けちゃった!」 |
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ジャンケンゲームを終えると次は誕生日順に並びます。「先生は1月6日生まれです。周りのみんなと誕生日を聞き合って、1月を先頭にして輪になりましょう。」坂本先生も手伝って周りとたずね合わせながら列をつくると、同じ誕生日の子も何人かいたようです。「2人とも何時に産まれたか知ってる?」とたずねて順番を決めます。「キミはまだ緊張してるのかな?先生とハイタッチしよう!」松田先生とパチンと手と手を叩き合わせてにっこり。みんなほぐれてきたようです。 |
| 並んだ列を5〜6人ずつのグループに分けると机を向き合わせて座り、授業に入っていきます。
「『世界がもし100人の村だったら』という文を読みます。みんなも一緒にプリントに目を通しながら、気になる所に印をつけていってください。いいなぁと思ったら〇、いやだなぁと思ったら×、分からない所には△。気になった文にマーカーで線を引くのもいいですね。」これは原文とされているものがいろいろありますが、松田先生は絵本として出版された文をこの日の教材に選びました。みんなが筆記用具を用意すると、松田先生はゆっくりと大きな声でこの世界中で読まれている有名な文章を音読します。 ちょっと難しいかな?と思う箇所には言葉の解説を加えます。「"同性愛者"って分かるかな?みんなのお父さんとお母さんは男と女だから"異性愛者"。でも世の中には男同士、女同士のカップルもいて、それは"同性愛者"といいます。」"霊魂を信じている人"という記述もあり、「雷がなるとおヘソを取られると思ったことはないかな?」と、モノごとに聖霊が宿っているという考え方も紹介します。 |
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また言語についても「日本語以外がしゃべれる人!」と松田先生がたずねると、韓国のあいさつができる子、英会話ができる子がいるほか、セキセイインコ語がしゃべれる(?)子もいたようです。"レイプ" "拉致"など表現の難しい言葉も出てきますが、"レイプ"については「乱暴すること」"拉致"は「人さらい、誘拐」、"理不尽"を「正当な理由がないのに人に影響すること」と松田先生は解説しました。 |
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文章を読み終わった感想をグループの中でひとりずつ発表していきます。 「さっきの体験の授業で二酸化炭素を一番多く排出している国ってどこだった?」とおもむろに松田先生がたずねます。「アメリカだった。」と女子が答えると、松田先生は世界中の富や資源や教育が様々な理由で偏った層に集中していることを伝えます。次にジグゾー法の要領で、各グループからひりずつが集まる形で新しいグループを作り、まずは持ち寄った意見を発表し合いました。 |
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「ウチの班ではまず、何で宗教がそんなに違うのかを話しました。」 |
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みんなからたくさんの意見を聞いた後は、それを聞いて自分がどういう風に思ったかを発表します。 「世の中には答えがひとつじゃないものがたくさんあるってことをみんなにはまず知ってて欲しい。ここに書いてあることがすべてじゃないので、これか先ちゃんと事実を知って欲しいと思っています。」松田先生は子どもたちに呼びかけます。 |
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「この後みんなはお弁当を食べる時間があるけれど、毎日きちんと食事ができない人だってこの世の中にはたくさんいるんです。地雷で片足をなくした子、命を落とした人だっています。僕は今42歳で、キミ達は小学生で、みんな今平和な国に暮らしていて、出来ることは限られているかもしれないけれど、自分で自分のするべきことをやれるようになってください。じゃ、これで授業は終わり!周りのみんなとあいさつを交わして終わってください!」「ありがとうございました!」 |
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