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01/12/14 東横学園「インフォメーション 中期」

インフォメーション 中期
インフォメーション 中期

東横学園広報部

2001年6月20日発行


 学校の中には、良く見ないと見えないけれど、キラッ!と光る素晴らしいことがたくさんあります。

 "東横学園インフォメーション"は、学園生活の中で「あまり目立たないけれど、何かキラッと輝くものがある」生徒や行為にスポットを当てたものです。

 物陰にひっそりと咲く美しい小さな花の存在を、皆さんにも是非知ってほしいと言う願いを込めて。




ボランティア委員会
「ふれあい介護一日体験」


 9月22日特別養護老人ホーム=等々力の家=で行われた「ふれあい介護一日体験」に、ボランティア委員会の中学3年生12名が参加しました。参加した生徒の多くは、学校ではあまり目立たない生徒達ですが、彼女達の、他人に対する心からの思いやりとやさしさを秘めた隠れた一面を垣間見た思いです。
メニュー
14:00 オリエンテーション
老人ホームの概要
高齢者の生活について
介護(生活援助)への考え方・方法
14:45 おやつの準備
15:00 利用者さんと一緒のおやつ
15:45 車椅子介助による散歩
16:45 活動を通してのフィードバック


私は人見知りする方なので人とふれあうことは不得意で迷いましたが、この機会は逃してはいけないと思い決意しました。この体験で一番印象に残ったことは、自分が一歩前に出て話し掛ければ、利用者さんは話し返してくれる。それは小さなことでも大きな「ふれあい」だということを学んだことです。


以前から興味があり、介護福祉を体験する良い機会だと思って参加しました。でも実際にお年よりの人達に接しようとしたとき、なかなかなじめず、終わってからあの時はこうすればよかったといろいろ考えました。でも一番うれしかったのは、お年よりの人達が、車椅子での散歩をとても楽しみにしていてくれたことです。


施設に着いて、とても驚いたのは、入居している人達がとてもお元気そうで、1人のおばあさんはピアノを弾いていました。とてもお上手でびっくりしました。そして一緒におやつを食べるとき、どのように話し掛けていいかわからず、最後まで話せませんでした。でも、車椅子の散歩の後「ありがとう」と言われたのがとてもうれしくて、また機会があれば参加したいと思いました。


私はこの体験で様々なことを学びました。私は、お世話をする役なのに少しお世話をされたような感じがします。きっとみんなが人と人とのふれあいの大切さを教えてくれたからだと思います。


体験が終わって、「ありがとうございました」とお礼を言ってくれたおじいさんは、笑って握手をしてくれました。会話はなくても、ちゃんと私の気持ちは伝わっていたのだと思うと、参加して本当に良かったと思います。


私は祖母と一緒に住んでいて、いつも祖母の話を聞くのを楽しみにしています。それで今回もよそのお年寄りともお話したくて参加しました。おやつの時間にはお年よりの趣味のお話などが聞けてとても良かったです。


散歩のとき一緒にいたお年よりの「あなた方はまだ若いから、これからの青春をたのしんでね」と言われた言葉が心に残りました。この方たちは、私達と同じ年の頃は戦争があって、「青春」を犠牲にしてきた方たちなのです。私はこの言葉を一生忘れません。


おやつの時間にお年寄りを前にしてとても緊張しました。何を話せば良いか、自分が話すことが相手にとって嫌ではないかなどとても悩みました。だからおばあさんの方から話しかけてくれたときはとてもうれしかったです。私はこの体験で、お年よりのあたたかさとか喜びや感動を教わった気がします。


最初は何から話したら良いのか不安でした。でも、おやつの時間にそばにいた方に思わず「おいしそうですね」と言ってしまいました。すると、「おいしいですよ」と言って、それがきっかけでいろいろ自分の身の回りのことなど一生懸命はなしてくれました。私は話を聞いてあげるのもひとつのボランティアだと思いました。


車椅子を押す練習をした後、実際にお年よりの車椅子を押して散歩に出ました。お年よりが「車椅子を自分で操作していると、手に豆ができてとても痛い。」といって手を見せてくれました。大きな豆がいくつかできていて、とても痛そうでした。それを見て、"私がいつも押して上げられたら"と心から思いました。これからは困っているお年寄りがいたら、進んで手助けしてあげたいと思います。


=顧問の松岡ゆきえ先生にききました=

―委員会の構成はどうなっていますか。
「委員は特定していません。イベントごとに希望者を募ります。」

―年間を通してどのようなイベントがありますか。
「主に"足長学生募金"とか"老人ホーム訪問"などですが、その他個人的に、地域や各種団体が主催するイベントにも多くの生徒が参加しています。」

―今回は全員中学3年生でしたね。
「はい。中学生が対象でしたが、全員3年生でしたね。とてもやさしい良い生徒ばかりです。」

―この活動に参加した生徒の印象はどうですか。
「大変興味深いことですが、かなりの生徒が家庭にお年よりのいる生徒です。やはり日常生活を共にしていることで関心もそれだけ高くなるのですね。それと、日頃あまり目立たない生徒が大変積極的に心のこもったお世話をするので驚きました。学校では見られない生徒の良い一面を見ることができて、とてもうれしく思います。」

―ありがとうございました。これからも大いに活躍して下さい。
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