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3泊4日の修学旅行を終え、東京駅の団体集合所で小池先生の話を聞いている生徒の皆さんを見ていて、私はこの学年の先生であることを、心からうれしく思っていました。本当にいい学年だなあ、いい生徒に恵まれたなあ、楽しい旅行だったなあ、と(ちょっとほろりとしながら)思っていたのでした。浄土が浜の遊覧船で友達とパンを分け合いながらウミネコにあげている無邪気な顔、中尊寺の金色堂で手を合わせながら説明を聞いている真剣な顔、小岩井農場で乳搾りを体験し、そのおっぱいの感触にびっくりしている顔、いつも以上に素敵に見えた皆さんのたくさんの顔が頭の中を駆け巡りました。・・実は、今回のように百人を越す人数での旅行を、無事に楽しく行うには、生徒の皆さんの協力と自覚が、とにかく大切だったです。しかし、一言で「協力」と「自覚」といっても、その内容はさまざまです。「しっかり学ぶ、決まりを守る、時間厳守、マナー、思いやり、・・」。その一つ一つを、自分で考え実行に移した生徒の皆さん方は立派でした。この旅行で学んだことも多かったのではないでしょうか。こんなにできるんだ、大人になったなあと感じました。・・
・・「しっかり学ぶ、決まりを守る、時間厳守、マナー、思いやり、・・」修学旅行で生徒皆さんが見せてくれたこの力は、言うまでもなく、日常生活でも、とても大切なことです。是非これからの学校生活でも充分生かして欲しいと思います。期待しています。
立派になった生徒の皆さんを感じることのできた、うれしいうれしい4日間でした。
最後の修学旅行
新幹線が延びて、福島までしか行けなかった旅行が岩手・青森までのび、7年前からは日本でも有数の鍾乳洞やリアス式海岸の見学コースをいれ、ゆったりとした連泊も取り入れ・・・と、進化しつづけてきたトキワ松の中学の修学旅行も最後になってしまった。東北には日本本来の自然が、文化が、言葉が残っているという。参加した生徒の皆さんの心には、どんな"東北"が残っただろうか。勇壮で繊細な藤原氏の文化、語り部達が昔を伝える遠野の文化、賢治が残した岩手の文化、雪の残る岩手山や早池峰山、遠野の里山に今も残る棚田、北山崎のあの断崖、対照的な浄土が浜の静かな白い海岸、ゆったりと流れる砂鉄川、たわむれるウグイ、カッパ渕、数々の民芸品、しし踊り、龍泉洞の深い水、わんこそばにひっつみにジンギスカン、新緑が目に染みた区境高原、スズランとシラカバの白さが素敵な早坂高原・・・・、どれもこれもが心に深く残るものである。東北で触れたこれらの文化を、自然を、言葉を、生徒の皆さんはしっかり心にきざみ、忘れないでほしい。中学3年の初夏に東北を訪れたと言う事実と共に。
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