〜卒業生からのNewsletter紹介〜
| 夢を描くこと |
武蔵野女子学院高等学校2000年3月卒
大塚 絢子さん |
自分を試してみたい!あの時の思いが、ここまで大きく私の人生を変えることになろうとは、当の本人である私ですらビックリしています。高校2年の夏から1年間、ロータリークラブの交換学生としてデンマークへ派遣され、早5年。あと少しで大学も卒業となりました。今回は、この5年間、私が取り組んできたことを皆さまに少しご紹介したいと思います。
実は私、はじめからデンマーク留学を希望したのではありません。先述した通り、自分には何ができるのかを知ってみたかったのです。ロータリークラブでは派遣先国を自分で決定することはできません。しかし、関係者の方々は、きちんと生徒の特性を見極め、国を決定するので、心配はいりません。私にとっても、デンマークは文化、言語、人々などピッタリ!な国となりました。留学中の一番の思い出は、多くの人との出会いです。言葉の通じにくい環境の中でしたが、いつでも頼りになるホストファミリーや楽しい友達と出会い、わかり合えたことで、自分の中で何か一歩進めた気がしました。また、デンマークの福祉制度に興味を持ち、老人ホームや小学校を観察し、関心の幅も大きく広がりました。
帰国後、福祉や社会に関して広く学べそうな今の学部に入学し、そこで履修した社会学の講義に興味を持ちました。そして、再びデンマークで学びたいという気持ちが強くなりました。あちらでの専攻は文化学で、福祉の中でも「教育」に絞って研究するためには、それを支える国民への教育が重要ではないかと思ったからです。単位や成績が絡んでくる大学での留学は、想像以上に厳しいものでしたが、自分の中に生まれたものは、それをはるかに超える大きな成果となりました。
現在は、今までの総まとめとして、デンマークの民衆教育に関する卒業論文に取り組んでいます。また、デンマーク語の翻訳や通訳の仕事も掛け持ちしているので多忙な毎日ですが、自分の夢に少しずつ近づけていけることを非常に嬉しく感じています。ちょうど今は、デンマークから「グリーンサンタ」なるものが来日していまして、その通訳兼マネージャーのようなお仕事をしています。環境保護のメッセージを伝えるために、日本各地を飛び回っていますので、もし、街中で見かけたら、「グリーンサンタさん!」と声を掛けてあげてくださいね。
来春からは、念願の一橋大学大学院に進学することになり、私のデンマークとのお付き合いはまだまだ続きそうです!
「興味を持ったら、行動してみる」
「常に夢を描いて、それに向かって努力する」
そんな私を後押ししてくれた方々に、心から感謝しています。そして、この記事を読んでくれた後輩にも、一生懸命打ち込める「何か」を見つけてもらいたいと願っています!
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