NTS教育研究所NTS教育研究所
ホーム学校リサーチ:学校刊行物女子校共立女子中学校 「ぱれっと 2001 Vol.9」

01/08/17 共立女子中学校 「ぱれっと 2001 Vol.9」

ぱれっと 2001 Vol.9巻頭言
校長 蟹谷栄一

 早いもので、平成5年に創刊されて9号を迎えました。今年はどんな作品が選ばれてくるだろうか、毎回楽しみにしています。
 掲載された作品群は、のびのびと、どれも個性豊かで、若々しく、エネルギーを感じます。
 また美術館見学レポートも、「こんな鑑賞もできたのか。」と皆さんの新鮮で、確かな目には驚かされます。
 皆さんの美に対する好奇心と、豊かな感性や表現力は、共立生の誇れるものだと思います。



前校長 沢辺宇一

 退職にあたり、生徒の皆さんに、様々な画風の美術品に接して欲しいという思いから、洋画家菅井汲(すがい・くみ)氏の「FESTIVAL(BLANC)」を寄贈させていただきました。
 画伯は、1919(大正8)年神戸市に生まれ、大阪美術学校中退後、37年〜45年阪急電鉄宣伝課に勤務しました。47年頃中村貞以に日本画を、吉原治良に油絵を学びました。52年渡仏、以後パリに定住し、欧米各地で鳥・鬼・悪魔・祭等をモチーフに、独自の東洋的抽象表現によって国際的な評価を得ました。60年代に入り、高速道路や交通標識等のイメージを簡潔な色彩と形態で構成した記号絵画の作風に転じています。この間に国内外の多くの賞を受賞しました。67年自動車事故で瀕死の重傷を負いますが、奇跡的に助かりました。69年に一時帰国し、共立生が毎年見学している竹橋の東京国立近代美術館に「フェスティバル・トーキョー」(361×361・油彩)を取り付けました。このことは最近知って、ご縁の不思議さをしみじみと感じています。

このページのトップへ▲
ホーム学校リサーチ:学校刊行物女子校共立女子中学校 「ぱれっと 2001 Vol.9」