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千代田女学園「不二の花 47号」
01/11/20 千代田女学園「不二の花 47号」
千代田女学園
『不二の花 47号』
2001年3月 発行
巻頭言
「自分」
「一番わかっているようで 一番わからぬこの自分」
これは、詩人の相田みつをさんの言葉です。「自分のことは自分が一番分かってるよ。」自分のことについて、誰かに何か注意された時や意見を言われた時に、こういったことを言ったことがある人は多いと思います。しかし、本当にそうなのでしょうか。
私はふと「自分」について考える時にこのような疑問を持ちます。四月に新しいクラスになり、自己紹介をする時に「自分」を言葉でどう表現すれば良いのかと悩む人もいるでしょう。「自分」を理解しているつもりで、自信を持って自己紹介をして、後で新しく親しくなった友達に自分の知らなかった新しい一面を指摘されて、自分自身でも驚くということがあるでしょう。自分がやりたいことが分からないと、とりあえずという気持ちで何かをしていても、集中力に欠け、満足する結果を得ることは決してできません。しかし、そうしていろいろなことを経験していくことは、必ずプラスになるのだと思います。失敗して改めて自分の弱さを知り、認めることができるからです。認めるだけでなく、その弱さを強さに変えることまでもができれば、確実に自分は「自分」を一歩理解できるのです。しかしその一歩というのは、見逃してしまうくらい小さなもので、自分自身をゆっくりと見つめ直してあげないと見つけられないのです。だからこそ、自分自身を見つめ直してみることが大事なのです。とは言っても、それは簡単にはできないもので、その分価値あることなのです。
私はまた、「自分」を一歩理解することができたとしても、わかっていると言い切れるようになるのかという疑問を持っています。それは、いつ答えが出るのか、それとも答えが分からぬままになってしまうのかさえ分かりません。しかしそんな自分が今の「自分」と受けとめて、一歩一歩前へ進むこと、それが今できることだと思っています。
平成十二年度 不二の花 第47号 目次
【巻頭言】 「自分」
聖句一年
宗教行事における生徒の言葉
宗祖降誕会
追悼会
さとりの会
報恩講
ねはんの日
特集
「少年犯罪の心理」
カナダ語学研修報告
ボランティア報告
文苑
クラブ報告
卒業生一人一言
生徒会始末記
研究レポート
現代文(脳死・臓器移植・安楽死を考える)
世界史 リンカンの『人民の、人民による、人民のための政治』とはどのような社会でどんな役割を果たしたか。
日本史 土器と私
私の記録
祖父母の戦争体験
地理
理科
英語スピーチコンテスト
編集後記
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