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第10回『平成16年度高校入試展望』
- 創育・新教育研究協会 首都圏 営業部 次長 穴澤嘉彦 -
(執筆者:目白学園中学・高等学校 神津秀章)

■現状は都立志向が上昇し、特に私立女子校には大変厳しい状況である。

模擬試験の全体の受験者は5%上昇しているが、私立模試は7%減少している。
16年度入試で推薦基準を下げた学校は女子校に多く、上げた学校は共学が多い。
「教育方針に賛同した人来れ」と基準なしにする学校も出てきており、その数は増えている。

■高校入試は全体的に二極分化が急速に進んでいる。

説明会等の催し物
 大勢集まっている学校。集まっていない学校。
募集活動
 熱心な学校。さほど熱心ではない学校。
保護者
 私立、都立上位校希望者の保護者に熱心な人が多いが、反面、都立だったらどこでもよいという保護者も多い。
公立中学校の先生
 
(1) ベテランは進路指導ができるが、若手の中には高校について詳しく知らないため、進路指導が充分にできない先生もいる。
(2) ベテランは副担任、若手がクラス担任の傾向があり、中学での進路指導力が低下している。
(3) 説明会に出向かなくなっている。地域代表制度、授業優先、小規模化などの理由で私立の説明会に出向かなくなっている。その結果、特定の私立高校へ一つの中学から40人、35人が受験するというような現象が起きている。


■都立校の学校改革が急速に進行しており、都立の私学化が進みつつある。

都立校の中学校訪問、塾訪問は当たり前。塾主催の相談会にも参加している。
公立中と都立校は相互補完的に連携しているのか、出張授業や説明会等を関係を強めている。
男女定員制緩和実施校や女子の合格者を多く出すことにより、来年も私立女子4校・1300人程度の生徒が都立に流れる。
都立のトップ校は進学重点、2番手校は中高一貫校化の傾向がある。その先陣を切る白鴎高校は説明会に3400組集めた。

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