本日は、安田教育研究所の所長である安田理先生をゲストとしてお招きしました。安田先生が今年度の宝仙学園の夏期教師研修に講師としておいで下さった時、この会のことを紹介させていただいたのがきっかけです。
安田先生は、先ほど、どこまで本音でお互いの問題を話し合えるかが、こういう会にとって重要だという趣旨のことをおっしゃいました。私も、オープンな会でありたいと思います。そこで、本日は、本校が毎年夏に行っている教師研修について触れつつ、本校の学校改革の歩みについて率直にお話したいと思います。
夏期教師研修について
| 実施年度 |
討議したテーマ |
| 2000(平成12)年度 |
授業評価と授業改善 |
| 2001(平成13)年度 |
65分授業5日制実施に伴う諸問題の検討 |
| 2002(平成14)年度 |
パワーポイントの活用法 |
| 2003(平成15)年度 |
生活指導のあり方について、自宅学習習慣の身につけ方 |
<2000(平成12)年度>
授業評価を導入するにあたって、その目的と方法について討論しました。今年で4年目になりますが、一番大切なのは、結果の良し悪しよりも、授業改善案を具体化することだと思います。頭ではわかってはいても、教師は評価を気にします。評価されることへの抵抗感もあるでしょう。しかし、改善の努力が評価されると、その喜びは忘れがたいものです。評価は変動するもの。自らどう変えていこうとするか。問われているのは常にそこのようです。私も例外ではありません。
<2001(平成13)年度>
授業5日制の導入にあたって、授業時間確保のために65分授業を実施することにしました。しかし、集中力を欠いては効果があがりません。そこで、授業の中で確認テストを行うなどの案を出し合いました。私は社会を担当しているのですが、教材の選び方を以前より工夫するようになりました。一方、土曜日の使い方は、1年実施して大幅に変えました。1年目は土曜講座を年間11回実施したのですが、本校の生徒に勉強習慣を定着させるためには、やはり土曜日も学校に来させて勉強させる形が望ましいと判断し、今年度から年間32回サタデー・ゼミナール(サタ☆ゼミ)を英語中心に行っています。
<2002(平成14)年度>
本校は、パソコン教室が中学校舎と高校校舎に1教室ずつありますが、施設面では本校を上回る学校はいくつもあると思います。本校の情報部門の担当者は、特定教科に限らず、多くの教科でパソコンを使った授業が展開できることこそ、学校の特色になるという考え方を提起しました。実際、情報・数学・英語・社会・家庭科・保健など多くの教科でパソコンを使った授業を展開しています。
<2003(平成15)年度>
今年度の研修では、2学期から実施できることは何かという観点から話し合いました。本校の生活指導は、品格ある人を造ることが目的。「形の乱れは心の乱れ、形は心を律する」ということを生徒に話していますが、教師自身が率先垂範することが大切。とにかく教師が服装はもちろんのこと、言葉遣いも範を示すことを徹底しようと確認しました。「品格」という言葉を生徒にどう説得力をもって説明できるかが、本校が直面する問題です。
自宅学習習慣については、土曜日だけでなく、放課後もできるだけ学校で勉強させようと確認しました。そのために、現在サタ☆ゼミで行っているトップゼミ・フォローアップゼミを平日放課後も実施することにしました。学校でしっかり勉強することから、自宅学習につなぐ方法が、結局は近道ではないかと考えたからです。
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