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第9回『『21世紀の女子教育を考える会』の発展のために』
- 安田教育研究所 所長 安田 理 -

⇒ 第9回記録はこちら

 わずか1回出席させていただいただけで、このような文をものにするのは大変おこがましいのですが、外からの視点で、「より有意義な会にしていくにはどうするか」を考えてみました。

 この会がどのようないきさつでできたのか存じ上げないのですが、メンバーの学校名から拝察するに、当然女子校が置かれている現在の厳しい状況をなんとかしたいという共通の思いが底流にあると判断しました(単に女子教育を一般論として語り合う場ではない、もっと喫緊な場であるはず)。

 この思いの強さこそが、この会を推進する原動力になるもののはずです。1回の印象で語るのは危険なのですが、前回だけでも気づいたことを幾つか申し上げたく存じます。

○単なる歴史でなく、学校の抱えている課題、問題点こそ語る必要がある
 各校について知ってもらうために、持ち回りで各校の歴史を語っているのだと思いますが、歴史を語るだけではこの会の意味がないのではないでしょうか。
 各学校がここ数年どのようなことに取り組んでいるのか、うまくいっていないとしたら、どこに問題があると考えているのか(自分としての考えを言うべきです)、そこまで突っ込んで話してはじめてこの会の存在の意味が出るものと思います。

○ROM(READ ONLY MAN)人間はいらない
 いま学校は様々な課題を抱えていると存じます。生徒指導上の悩み、進学実績を上げるための手立て、カリキュラム編成上の問題点、教職員の意識の問題、塾・保護者への対応……そうした事柄について知恵を出し合う、そうした会にできないでしょうか。
 本当のところをさらけ出して、お互いのノウハウ、スキルを提供し合うことができればすばらしいと思います。こうした会合の成否はまさにこの点にかかっています。
 自分のところからは知恵は出さず、いいところだけを持って帰ろうという姿勢の学校が1校でもあれば、会は本物にはなりません。そうした学校は排除するか、出席する先生を交替してもらう必要があります(ある程度学校を代弁できる先生をメンバーとする)。

○会議を中心に
 有志のみ参加の懇親会の席では、周辺の2,3人としか語れません。結構いい話が出たりするものです。時間等の都合もあるのでしょうが、フリートークの時間をもっと会議の中に取り込んではいかがでしょうか。全員で話す方が有意義と考えます。そんなかたちにしてはどうでしょうか。

 甚だでしゃばりなことを申し上げましたが、この会を、永く継続する会、皆が何をおいても優先的に出てくる会、そうした会にするための私からの提案と受けとめてお許し願いたいと存じます。

第9回 『白梅学園の創立の歴史』

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